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中央政府の直轄市、台北市と高雄市の市長選挙、市議会議員選挙の投票が9日に行われた。台北市では、馬英九・市長のあとを引き継ごうとする、最大野党・国民党の郝龍斌(かく・りゅうひん)候補と、台北市の奪回を目指す、与党・民進党の謝長廷・候補の争いが注目される。また、南部の高雄市は現在、与党・民進党の葉菊蘭・前行政院副院長が代理市長を務めており、同党ではかつて行政院労働者委員会主任委員を務めた陳菊候補を立てて、高雄市確保を目指している。国民党では前回の市長選挙で健闘した、黄俊英・候補で1998年以来の高雄市奪回を目指す。
投票は9日午前8時から午後4時までで、台北市長選の有権者は200万8434人、高雄市長選の有権者は114万110人となっている。大手ケーブルテレビ、TVBSなどの開票速報では、台北時間午後6時半の時点では、台北市は国民党の郝龍斌(かく・りゅうひん)候補が謝長廷・候補に10万票程度の差をつけており、当選の可能性が高まっている。郝龍斌・候補は6時半に、勝利宣言を行ったという。
ケーブルテレビ局、三立テレビでは、謝長廷・候補の選挙対策本部は、最終的な得票率を、郝龍斌氏が51%、謝長廷氏は42%と予測したと報じており、郝龍斌氏当選との見方が強まっている。また、第二野党・親民党の党首で、今回は無所属として出馬した、宋楚瑜氏は4万票前後しか得られない惨敗となり、6時過ぎに敗北宣言し、政界からの引退を宣言した。
宋楚瑜氏は、「台北市民の決定を素直に受け止める。常に支えてくれた妻や仲間たちに感謝する。自分は政界からで正式に引退する。」と述べた。一方、高雄市は民進党の陳菊・候補と、国民党の黄俊英・候補が数千票の差でせっており、激戦になっている。なお、前回、2002年に行われた市長選挙の投票率は、台北市が70.61%、高雄市が71.38%で、中央選挙委員会では今回の投票率も7割程度と予測していたが、一部の報道では台北市は65%前後、高雄市は70%程度とされている。 |