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228事件から満60年となり、台湾各地で追悼記念活動が行われている。1947年に当事の国民政府が台湾の人たちを迫害し、知識人を中心に多くの人が殺害、投獄された事件、228事件から28日で満60年となり、台北市南海路には228国家記念館が設置された。陳水扁・総統は28日午前、記念館の看板除幕式典に出席してあいさつした。陳・総統は、2000年に総統に就任して以来、228事件に関する歴史的な資料の調査をはじめ、資料を整理して出版するとともに、行政院に蒋介石・元総統が同事件の元凶であることを確認するよう求めたが、努力はまだ足りないと述べた。
写真CNA:陳水扁・総統(中央)、呂秀蓮・副総統、蘇貞昌・行政院長、杜正勝・教育部長ら政府要人が28日の看板除幕式に参加。
陳・総統はそして、「国家レベルの記念館が出来ることは、被害者や家族にとって遅れてきた正義 であり、これほど待たせてしまったことについて、陳謝する」と述べた。陳・総統は、「政府はこれまで被害者や家族に補償する一方、首謀者の責任は追及してこなかった。国民党は責任を台湾における共産党に押し付け、最近は役人の抑圧が民衆の反逆を引き起こしたと説明しているがこれも責任回避だ。」と指摘し、国民党を批判した。陳・総統は、政府は今後、法的なルートを通じて責任を引き続き追及していくと強調、228国家記念館の設置は、政府が正義を見直していく上での行いであり、また新たな一里塚でもあると述べた。写真CNA:中央政府による228事件発生60年記念式典が28日午後、台北市内の228記念公園で行われ、陳水扁・総統(花輪を手にする人)、呂秀蓮・副総統、郝龍斌・台北市長(右から二人目)が参加した。
228国家記念館は、日本統治時代に美術館として建てられ、第二次世界大戦後は、参議会、アメリカ在台湾ニュース処、アメリカ文化センターと移り変わってきた建物で、三級古跡に認定されている。正式なオープンは来年以降になるが、4月1日まで228事件特別展示のため臨時で開放される。午後に台北市の228平和記念公園で行われた追悼式典で、陳・総統は、228事件から38年間にわたってしかれた戒厳令について、国民党に謝罪を求めた。また、蘇貞昌・行政院長もこの式典で、国民党は内部の歴史資料を公開し、政党の資産を売却して被害者に賠償すべきだと述べた。写真CNA:1992年に落成した屏東市中山公園内の228記念碑は中華民国政府が建立した初の228記念碑。
28日には、午前中に228国家記念館の設置式典、午後には台北市の228平和記念公園における追悼式典と総統府前のケダガラン大通りにおける記念大合唱イベント、夜には中山サッカー場での正義を追求するコンサートが開かれる。また、地方の各地でもさまざまな追悼活動が行われた。なお、陳水扁・総統は27日には、18年前に台湾で初めて建てられた、嘉義市の228平和記念碑を献花に訪れ、被害者とその家族に陳謝するとともに、28日の228国家記念館設置、「台湾」の名称に改められたはじめての切手の発行、全国の政府機関・公立学校での半旗の掲揚に触れて、国民が歴史の教訓を学び、ともに正義と平和の国家を築き上げるよう呼びかけた。写真CNA:台北県政府が半旗を掲げて、228事件を記念。 |