2008年立法委員選挙及び公民投票

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2008110
 

選挙活動大詰め、各党がラストスパート



7期立法委員選挙が12日に迫り、各政党が有権者に対して全力で支持を訴えている。
 

与党・民進党では主席を務める陳水扁・総統、そして次期総統候補の謝長廷・元行政院長が台湾の南北に分かれて各地の選挙活動を応援。陳水扁・総統は10日午前には、台湾南部の嘉義と雲林を訪れた。最大野党・国民党の呉伯雄・主席が、国民党の候補者が数千票、もしくは数百票という僅差で敗れた場合は選挙無効の訴訟を起こすと述べたことについて、陳・総統は、「国民党は負けても裁判を起こすとしている。これは社会コストの浪費だ」と述べて批判。国民党では、立法委員選挙と同時に行われる公民投票を棄権するよう有権者に呼びかけているが、陳・総統はこれについても、民主に対抗する動きと非難した。

 

今回の公民投票案二つのうち一つは、国民党が不正に取得したとされる資産の国への返還が求められている。10日午前に台北市内で応援演説に立った謝長廷氏は、国民党が公民投票の棄権を呼びかけるのは資産を返還したくないからだと述べて、有権者が積極的に公民投票に参与するよう呼びかけた。公民投票は投票率が50%を超えなければ成立しない。

国民党では、中央選挙委員会が地方の意志を無視して、選挙と公民投票の実施方法を決めて混乱を引き起こしたとして、投票を単純にするため有権者は公民投票の投票用紙を受け取らないよう呼びかけている。

陳・総統は午後には台湾中部の南投、彰化、台中を回る。謝長廷氏は夜には台南での集会に参加する。

 

一方、国民党では10日午前、呉伯雄・主席、次期総統候補の馬英九・前主席、連戦・名誉主席、王金平・立法院長がテレビ会議の方式で有権者に支持を訴えた。呉伯雄氏は、「陳・総統は50議席を奪って、その後の協調工作で過半数である57議席を確保しようとしている。汚職にまみれて無能な民進党は国民を苦しめているにもかかわらず、彼らがまだこの目標が達成できるとしたら、台湾には自然の摂理も善悪の区別も無いことになる」として、民進党に50議席を奪われた場合は主席を引責辞任する考えを示した。
 

馬英九氏は、選挙活動で町に出て国民の生活が苦しいことを実感したと述べて、「経済重視、政権交代」というスローガンで支持を訴えた。王金平氏も、有権者が積極的に投票するよう呼びかけ、国民党が過半数を奪ってこそ政権交代の基礎が出来ると述べて支持を求めた。国民党有利との言い方に対し、呉伯雄氏は油断できないと強調。

 

また、昨年、陳水扁・総統の退陣を求めて社会運動を起こした人たちが中心となって結成された新たな政党の紅党や第三社会党、緑党など小規模な政党は、比例代表では小規模な政党に投票するよう呼びかけている。第三社会党と緑党では、国会を民進党と国民党の二大政党のみにしてしまった場合、エスニックグループの対立は今後も続くことになると警告した。

 


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