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中華民国台湾の第12代総統副総統選挙


総統直接選挙は四度目


中華民国台湾の総統副総統選挙(正副総統選挙)は1996年から、それまでの国民代表による選挙から、国民が直接投票して選ぶ直接選挙になった。初めての直接選挙となった1996年(投票日323日)には当時の与党・国民党から李登輝・総統(当時)と連戦・行政院長(当時)がそれぞれ総統・副総統に立候補、得票率54%で当選した。この時の投票率は76.04%。当時の野党・民進党からは彭明敏氏が総統候補として立候補、謝長廷・立法委員(当時)が副総統候補を務めたが惨敗した。(得票率21.13%)無所属としてさらに二組が立候補した。(陳履安・王清峰コンビと林洋港・郝柏村コンビ)

2000年に行われた第10代正副総統選挙(投票日318日)では、国民党から連戦・主席(当時)と蕭万長・行政院長(当時)が立候補。国民党を脱党した宋楚瑜氏(現親民党主席)と張昭雄氏(現親民党副主席)のコンビ、民進党の陳水扁氏と呂秀蓮・女史のコンビの三つ巴となった。連戦氏と宋楚瑜氏が従来の国民党支持票を食い合った結果、陳水扁氏が当選し、中華民国史上初の政権交代が実現した。投票率は82.69%。陳水扁・呂秀蓮コンビの得票率は39.3%、連戦・蕭万長コンビは23.1%、宋楚瑜・張昭雄コンビは36.84%だった。

2004年の第11代正副総統選挙(投票日320日)で、民進党は陳水扁・総統と呂秀蓮・副総統が再選を目指した。国民党と親民党は選挙協力して連戦・宋楚瑜コンビが実現。陳・呂コンビの苦戦が予想されたが、最終的には25563票(数えなおし後)という僅差で辛勝して再選を果たした。投票率は80.28%。陳・呂コンビの得票率は50.10%、連・宋コンビは49.90%だった(同年11月の高裁判決での調整後)。投票日前日の319日に陳・呂コンビが台南での選挙活動中に銃撃される事件が起きたことが大逆転のカギになったといわれている。事件は自作自演と疑う国民党と親民党では大規模な抗議活動や選挙無効、当選無効の訴えを起こすなど、この事件と選挙の結果は与野党間の対立を深めた。

中華民国台湾の総統・副総統の任期は4年、最長で二期まで務めることが出来る。すでに二期を務めた陳水扁・総統と呂秀蓮・副総統が選挙に参加することが出来ず、今回は新たな総統・副総統が選出される。

民進党からは謝長廷・元行政院長と蘇貞昌・前行政院長のコンビ、国民党からは馬英九・前主席と蕭万長・元行政院長のコンビが立候補。今年112日の立法委員選挙(国会議員選挙)で三分のを超える議席を奪い、歴史的な大勝をした国民党がその勢いをかって8年ぶりの政権奪回を果たすのか、民進党が2004年に続いて奇跡的な逆転を起こすのかが注目される。