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2008/5/20

馬英九・総統、就任演説で「和解休戦」を強調

 

 

322日に当選した、国民党の馬英九・総統が、20日午前、台北アリーナーで行われた正副総統就任祝賀大会で、「人民奮起、台湾新生(人民による奮起で台湾の再生を)」と題した就任演説を発表、北京側に対して「和解と休戦」を呼びかけた。馬英九・総統は「(中国大陸との)統一せず、(台湾の)独立せず、戦わず」は台湾の民意の主流であると強調、中国大陸側に対して1992年に達された「香港合意(一つの中国、各自解釈)」を基礎に対話を早期に再開するよう呼びかけた。

 

馬英九・総統の就任演説は二度目の政権交代の歴史的な意義、新時代の任務、台湾の伝承と今後の展望という三つの部分に分かれている。馬英九・総統は演説の中で、今後の施政の最高指導原則として「台湾を主体とし、人民にとって有利」と掲げ、このような原則に基づいて、台湾、澎湖、金門、馬祖を建設としている。

 

馬英九・総統は台湾は島国で、開放すれば繁栄し、閉鎖すれば衰退すると指摘、新政府は開放政策を堅持し、各種の制限を大幅に緩和し、民間の活力を生かし、台湾の優位性を発揮すると約束した。

 

中国大陸側との交流について、馬英九・総統は中共の胡錦濤・総書記が掲げた対台湾政策の原則、「相互信頼関係の構築、争議の棚上げ、異なる意見があるものの、コンセンサスを求めること、ウインウイン、共に有利な局面の打開」に対して、中華民国憲法の枠組みの下で、台湾海峡の現状を維持するとし、国際組織、国際社会での活動において互いに協力し、尊重するよう呼びかけた。

 

馬英九・総統は、また、任期内に中華民国の建国100周年を祝うと約束した。馬・総統は中華民国が中国大陸にあった期間は38年間しかなかったが、台湾にある期間は60年を超えていると述べ、これは中華民国と台湾の運命が緊密に結び付けていることを示していると指摘した。

 

馬英九・総統は台湾で行われた二度目の政権交代が非常に重要な政治的な実験だとの見方を示した。このような実験が成功すれば、台湾は全世界の華人の民主発展にこれまでにない貢献をすると述べた。

 

内政の部分については馬・総統はクリーンな政治の重要性を重ねて強調した。馬・総統は、「権力は人を腐敗させ、絶対的な権力が人を絶対的に腐敗させる」という名文句をもって公権力を行使するすべての公務員や政務官を戒めた。馬・総統は、新政府はのすべての施政は国民全体の最高の福祉を図ることを出発点にし、党派の利益を超え、行政の中立を貫徹するよう促すと共に、政府が社会の進歩を阻害する障害にならず、台湾の進歩を導くエンジンになるよう期待を示した。

 

香港生まれの馬英九・総統は、台湾は自分の成長の故郷で、家族が骨を埋めたところでもあると述べ、台湾の社会が戦後の新移民である自分を包容し、育てる恩を忘れず、全力をあげて前へ向かって進むと語った。馬英九・総統は最後に、国民全体に対して美しい国家を建設し、後世の子々孫々の末長い発展の基礎を築き上げるために心と心を、手と手を繋いで共に奮闘するよう呼びかけた。 

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