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【花蓮洪水災害】頼‧総統が花蓮の被災地を再視察、4項目の重点対策を指示

06/10/2025 18:42
編集: 許 芳瑋
頼清徳‧総統は5日、洪水被害を受けた花蓮県の被災地を再度視察し、復旧作業の現状を確認するとともに、行方不明者の捜索継続を指示した。(写真:CNA)
頼清徳‧総統は5日、洪水被害を受けた花蓮県の被災地を再度視察し、復旧作業の現状を確認するとともに、行方不明者の捜索継続を指示した。(写真:CNA)

頼清徳‧総統は5日、東部‧花蓮県の馬太鞍(ファタアン)渓での堰止湖決壊によって甚大な被害を受けた被災地を再度視察。頼‧総統は、河川水位の監測、仮設堤防の建設、河床の浚渫作業、避難計画を含む4項目を指示したほか、行方不明となっている6人の捜索に全力を尽くすよう要請しました。

頼清徳‧総統は5日、中央災害対応センター前進調整所(被災地域の災害対応センターと連携し、救援活動に関する調整を行う拠点)を訪れ、災害発生後の対応状況を確認するとともに、トップを務める季連成‧総調整官より救援活動の進捗について報告を受けました。

季連成‧総調整官の報告によりますと、現在、堰止湖に対して発令されている赤色の警戒レベルを黄色の警戒レベルに引き下げるためには、3つの条件を満たす必要があります。一つ目に、河床の水位と水流量を安定して維持できること。二つ目に、堤防の補強作業が適切に実施されていること。そして三つ目に、浚渫量が確保され、水流が計画された河道に沿って安全に流れること。これら3つの条件がすべて達成された場合、中央災害対応センターに対して、警戒レベルの変更を提案するということです。

被災地域の学校も、現在は順次授業を再開しています。季‧総調整官は、登校による授業が可能な学校はまず再開し、一方で現在、被災者の避難所として使用されている、あるいは損壊が比較的大きい一部の学校については、当面オンライン授業を中心に行うと述べました。また、土砂の撤去作業に関して、道路の土砂撤去は完了率95%に達し、残る5%は花蓮県光復郷の佛祖街のみであると説明しました。季‧総調整官はさらに、より困難な課題として農地に堆積した土砂が挙げられると指摘。これは大規模な作業であり、堆積量は約650万トンに上るが、今のところ7万トン余りしか撤去しておらず、引き続き各省庁が連携して取り組む必要があると強調しました。

頼‧総統は報告を受けた後、4項目の基本事項を徹底的に実行し、決して軽視してはならないと指示。その内容として、「一つ目は、河川水面の水流がスムーズであるか、そして水位の状況はどうかを確認すること。二つ目は、仮設堤防の建設を行うこと、三つ目は河床の浚渫作業を行うこと、そして四つ目は、今後の堰止湖の溢水に対する避難および対応計画である」と述べました。

頼‧総統は、短期間で堰止湖の問題が完全に解決できないうちは、この4つの項目から強化する必要がある。それによって初めて、赤色警戒レベルの解除、そして黄色警戒レベル、さらにはそれ以下の警戒レベルを設定でき、住民の不安を取り除くことが可能になると強調しました。

また、現在も、行方不明者の捜索を全力で続ける必要がある。まだ6名が行方不明であり、生存している状態で救出できれば一番良いが、それが叶わない場合でも、ご遺体を家族のもとに返せるよう、皆で共に力を合わせてほしいと呼びかけました。

(編集:許芳瑋/豊田楓蓮/本村大資)

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