中華民国の建国記念日「双十国慶節」を10月10日に控えた6日午後、北部・台北市の総統府前広場で双十国慶節祝賀大会のリハーサルが行われました。
国歌斉唱の際には、中華民国陸軍特戦指揮部の大型輸送ヘリコプターCH-47SD「チヌーク」が巨大な国旗を吊り下げて観覧席上空を通過し、場内は大いに沸き立ちました。リハーサルの最後には、空軍のアクロバット飛行部隊「雷虎特技小組(サンダータイガー)」が新型高等練習機「勇鷹(ブレイブ・イーグル)」を操縦し、「カラースモーク」と呼ばれる色のついた煙を出しながら低空で観覧席上空を通過、中華民国の誕生日を一足先に祝いました。
国慶準備委員会(双十国慶節準備委員会)の秘書長を務める内政部の呉堂安・次長は挨拶の中で、「今年の祝賀大会は『中華民国 生日快楽(中華民国、誕生日おめでとう)』をメインテーマに掲げ、国家への深い愛情を表現している。皆とともに中華民国を称え、台湾の未来のために引き続き力を尽くしていきたい」と述べました。
(編集:豊田楓蓮/本村大資)