日本の与党・自民党の新たな総裁に選ばれた高市早苗氏は、党執行部及び15日に発足予定の新内閣の人事を積極的に進めています。その中で、台湾に極めて友好的な木原稔前防衛大臣を内閣官房長官に起用する可能性も浮上しています。
中華民国台湾の日本駐在大使館に相当する、台北駐日経済文化代表処の李逸洋・駐日代表(駐日大使)と台湾に友好的な日本の超党派議員連盟「日華議員懇談会」の会長、古屋圭司衆議院議員は6日、紀伊國屋書店 新宿本店で開催されている台湾文化センターと紀伊國屋書店の共同企画である「台湾本フェア feat. 台湾のジェンダー文化+α」開幕式に出席しました。
その後、李・駐日代表は台湾のメディアから高市氏の自民党総裁当選についての見解を尋ねられ、高市氏について「これまで一貫して台湾に非常に友好的で親しみを持って接してきた。高市氏は今年4月に台湾を訪問し、頼清徳・総統や政府要人と面会したほか、南部・高雄も訪問し、安倍晋三元首相の銅像に献花した」と説明。李・駐日代表はそして「台湾と日本の関係はますます良くなっていくだろう」と述べました。
(編集:豊田楓蓮/本村大資)