先ごろチェコで行われた下院選挙の結果を受け、ウクライナへの人道支援に関連する台湾とチェコの協力に変化が生じる可能性が懸念されています。
このことについて外交部(外務省)は7日、台湾とチェコはウクライナへの支援に関して覚書を交わしているだけでなく、長きにわたり協力を続けている。したがって、我が国の政府はチェコの新政権と既存の枠組みに基づき、ウクライナへの人道支援を継続していく方針だと説明しました。
我が国のウクライナに対する人道支援において、チェコは緊密な協力関係にあるパートナーの一つですが、先週チェコで行われた下院選挙でウクライナの支援に否定的だとされる最大野党のポピュリスト政党「ANO2011」が第1党となりました。このことで、各界からは、選挙後に台湾とチェコの協力関係および今後のウクライナ支援計画に変化が生じるのではないかと懸念が出ています。
(編集:本村大資/豊田楓蓮)