10月10日の中華民国(台湾)の建国記念日「双十国慶節」を前に、総統府の「2025年双十国慶節プロジェクションマッピングショー」が7日夜にスタートしました。
今年のプロジェクションマッピングは「不要轉台,馬上回來!|Stay Tuned, TAIWAN(チャンネルはそのまま、すぐに始まります)」をテーマに、台湾の映像作品87本を集め、人々に台湾のテレビ史を思い起こさせる内容となっています。さらに、総統府の中央にある塔には、先ごろ洪水災害に見舞われた東部・花蓮県に対する「花蓮加油(花蓮 がんばれ)」という応援メッセージが映し出されています。
点灯式に出席した頼清徳・総統は、今回はイベントを通して、花蓮の洪水で不幸にも亡くなった人々に哀悼の意を表するとともに、救済のため花蓮に赴いたスーパーヒーローたちに敬意を表したいと述べました。
プロジェクションマッピングは7日から10日まで、総統府前の凱達格蘭(ケタガラン)大道で行われる予定です。
(編集:本村大資/豊田楓蓮)