台湾東部・花蓮県の馬太鞍(ファタアン)渓で発生した堰止湖の氾濫を受け、農業部林業及び自然保育署(林保署)は2組の探査隊を派遣した。そのうち、光復林道を進んだ9人のチームは、9月30日に出発し、5日間の険しい行程を経てようやく堰止湖に到達した。
隊員たちは徒歩で現地を調査しながら、埃が立ちこめ、視界が極めて悪い中、灰白色の荒涼とした景観を目の当たりにしたという。その様子は「まるで月の表面のようで、終末の世界を思わせる」と形容された。探査隊は10月8日の朝、ようやく無事に前進調整所へ帰還した。
(編集:呂学臨/本村大資)
動画は以下のリンクから
https://youtu.be/3MLU5UvzDSI