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蔡英文・前総統:台湾の戦略的地位は代替できない

11/11/2025 18:54
編集: 王淑卿
ドイツを訪問中の蔡英文・前総統は現地時間10日、ベルリンでドイツ紙「ディ・ヴェルト(Die Welt)」のインタビューに応じました。蔡・前総統は、台湾は防衛体制と国民の強靭性を強化しており、AI(人工知能)と半導体の時代において、台湾は代替不可能な戦略的地位を持つと述べ、「台湾が犠牲にされることはありえない」と強調しました。(写真:蔡英文・前総統のFBより)
ドイツを訪問中の蔡英文・前総統は現地時間10日、ベルリンでドイツ紙「ディ・ヴェルト(Die Welt)」のインタビューに応じました。蔡・前総統は、台湾は防衛体制と国民の強靭性を強化しており、AI(人工知能)と半導体の時代において、台湾は代替不可能な戦略的地位を持つと述べ、「台湾が犠牲にされることはありえない」と強調しました。(写真:蔡英文・前総統のFBより)

ドイツを訪問中の蔡英文・前総統は現地時間10日、ベルリンでドイツ紙「ディ・ヴェルト(Die Welt)」のインタビューに応じました。蔡・前総統は、台湾は防衛体制と国民の強靭性を強化しており、AI(人工知能)と半導体の時代において、台湾は代替不可能な戦略的地位を持つと述べ、「台湾が犠牲にされることはありえない」と強調しました。

中国による武力侵攻に台湾が抵抗できるかとの質問に対し、蔡・前総統は、「中国は軍事規模で優位にあるが、台湾は防衛能力を強化し、国民も侵攻や突発的な事態に備える準備を進めている」と説明しました。さらに「台湾は軍事力の改善に投資する一方で、国民の強靭性も高めている」と述べました。

また、アメリカのトランプ大統領が取引を重視する姿勢を示していることから、一部では「台湾が中国との取引材料にされるのでは」との懸念もあります。これについて蔡・前総統は、「台湾の戦略的地位は非常に重要だ。貿易や他の利益と引き換えに犠牲にされる可能性が低い」と述べました。人工知能が急速に発展する現代において、台湾は世界の技術と経済の中心であり、特に半導体産業では短期間で代替できない存在だと指摘しました。

蔡・前総統はまた、「中国が台湾の航路を封鎖すれば、エネルギー輸入に依存する台湾にとって大きな挑戦となるが、台湾の角度からすれば、この挑戦は依然として管理可能な範囲にある」と述べ、台湾は輸入エネルギーの代替策を開発し、電力供給の多様化を進め、電力供給の強靭性を高めていると説明しました。

さらに、半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)がドイツ・ドレスデン近郊に工場を建設していることについて、「この投資はドイツの自動車産業にとって経済的意義が特に大きい」と述べ、「ドイツに新たな供給源を提供するほか、台湾にとっても海外生産は合理的な選択だ。分散生産は中国の侵攻リスクに対応する手段となる」と語りました。

蔡・前総統は「台湾には主要国の政治的支持が必要」と強調し、「ドイツ政府が国連憲章に基づく『武力不行使原則(武力行使禁止原則)』を台湾にも適用すると表明したことは極めて重要だ」と述べました。台湾海峡は世界貿易の約50%が通過する重要な航路であり、「信頼できない者の手に落ちてはならない」とも訴えました。

また、蔡・前総統は10日、ドイツ連邦議会(国会)に招かれ、親台湾派議員とのティータイムに出席しました。会合の後、親台湾派議員連盟の新会長であるティル・ステッフェン(Till Steffen)議員の案内で、旧西ドイツと東ドイツの境界線上に位置する歴史的建物、ドイツ連邦議会議事堂(ライヒスターク)を見学しました。

歴史を見つめながら、親台湾派議員連盟のティル・ステッフェン議員は、台湾に向けてメッセージを伝えました。

ティル・ステッフェン議員「ドイツの統一は、東西それぞれの地域で自由に選ばれた議会によって共同で決定されたものだ。同じように、台湾の未来も、台湾の人々が自由に選んだ議会によって決められるべきだ。これこそ、私たちが支持する民主的な選択なのだ」と述べました。

このティータイムには、15年間も会長を務めており、今年退任したばかりのクラウス=ペーター・ヴィルシュ(Klaus-Peter Willsch)前会長、ドイツ連邦の教育省(教育・家族・青少年省)の議会担当次官のミヒャエル・ブラント(Michael Brand)氏、防衛問題の専門家であるローデリヒ・キーゼヴェッター(Roderich Kiesewetter)氏など、超党派の国会議員が出席しました。

蔡・前総統はティータイムのあいさつで、「台湾とドイツの間で今後さらに多くの協力が期待できる」と述べ、「ドイツは強力な科学技術と産業の力を持ち、台湾には豊富な実践経験がある。私たちは力を合わせて多くのことを成し遂げられるはずだ。これこそ我々が共に前進すべき方向だ」と呼びかけました。

見学を終えた蔡・前総統は記者団に対し、「ここは本当に大きく、広い建物だ。ドイツの歴史の流れを感じるとともに、議員の皆さんが真剣に課題に取り組む姿勢に感銘を受けた」と感想を述べました。

議事堂の中庭には「人民に捧ぐ(Der Bevölkerung)」と刻まれた大きな花壇型のアート作品があり、議員たちがそれぞれの選挙区から持参した土をここに注ぎ入れる慣習があります。これは、代表民主制の多様性と共栄を象徴するとともに、「国家の運命はこの土地に生きる人々自身が決めるべきだ」という精神を表しています。

(編集:王淑卿/呂学臨/本村大資)

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