カナダのナイアガラで11日と12日に開催された主要7カ国(G7)外相会合には、ヨーロッパ連合(EU)の外務・安全保障政策上級代表も出席し、会議後に発表された共同声明で台湾海峡の平和と安定の重要性が改めて強調されました。
外交部(外務省)は13日、G7加盟国が引き続き具体的な行動をもって台湾海峡の平和と安定を重視する姿勢を示し、台湾の国際参加を支持していることに対し、歓迎するとともに心からの感謝を表明しました。
林佳龍・外交部長(外相)は、今年を含め、G7が外相会合で台湾海峡の平和と安定を支持する立場を示したのはこれで4回目であると述べ、「台湾海峡の現状維持はすでに国際的な共通認識となっている」と指摘しました。また、今年も台湾の国際参加への支持を表明したことを評価しました。
外交部は、友好国やパートナーが国際的な場で台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、支持を示していることを歓迎するとし、「国際社会の責任ある一員として、台湾は今後も民主的なパートナーと協力し、地域および台湾海峡の平和、安定、繁栄を共に確保していく」と述べました。また、「総合外交」を推進し、台湾が国際的な多国間協力にどのように貢献しているかを引き続き世界に示していく考えを示しました。
外交部によりますと、今回のG7外相会合には、ブラジル、インド、サウジアラビア、メキシコ、韓国、南アフリカ、ウクライナなどの外相も招かれて出席し、海上安全と繁栄、重要鉱物、経済の強靭性、エネルギー安全保障などの議題について議論が行われました。
G7外相会合は12日に発表した共同声明で、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐって「即時停戦が必要である」と述べる一方、台湾海峡の平和と安定を維持する重要性を強調し、中国の軍事的拡張に対して懸念を示しました。
声明では「我々はウクライナの領土保全と生存権を断固として支持し、その自由、主権、独立性を尊重する」と表明しました。
さらに、「台湾海峡の平和と安定を維持することの重要性を強調し、特に武力や威圧によるいかなる一方的な現状変更の試みに強く反対する」と述べています。
また、「建設的な対話を通じて台湾海峡両岸問題を平和的に解決することを推奨し、台湾が適切な国際機関に有意義に参加することを支持する」ことにも言及しています。さらに、「中国の軍事拡張と核戦力の急速な拡大に懸念を抱いており、北京が透明性を高めることで安定維持への責任を示すよう求める」としています。
(編集:呂学臨/王淑卿/本村大資)