台湾国際放送の運営母体であるRti中央放送局は26日、「総合外交」の一環である「シンクタンク外交」が最近、活発化していると報じました。外交部(外務省)の呉志中・政務次長(副大臣)、陳明祺・政務次長(副大臣)はシンクタンクの招待を受け、それぞれドイツとカナダを訪問しました。
外交部は、呉志中・政務次長が11月19日に出席した第24回「ベルリン安全保障会議(Berlin Security Conference)」は、「シンクタンク外交」を推進するうえで非常に重要な国際安全保障フォーラムであり、実りある成果を上げた。そして陳明祺・政務次長が11月25日に出席した「ハリファックス国際安全保障フォーラム(Halifax International Security Forum)」は国際的に重要な安全保障対話のプラットフォームとなっている。さらに、陳・政務次長はカナダ訪問中、カナダの国会議員主催の座談会と食事会に参加し、台湾とカナダの各分野の重要課題について深く意見交換を行ったと説明しました。
「シンクタンク外交」の3つの主要な推進方向は、外交部に属する外交及び国際事務学院のシンクタンク化、シンクタンクの招待による政府高官の訪問、そしてシンクタンクの来訪要請としており、このうち、シンクタンクの招待による政府高官の訪問は最近、継続的な成果を上げています。9月には林佳龍・外交部長(外相)がオランダのシンクタンク「ハーグ戦略研究センター」や、ポーランドの「ワルシャワ安全保障フォーラム」で講演したほか、今回、呉志中・政務次長、陳明祺・政務次長もシンクタンクの招請により欧米を訪問しました。
外交部研究設計会の柯良叡・主任は、呉志中・政務次長が参加した「ベルリン安全保障会議は、我が国がシンクタンク外交を推進するための重要な国際安全保障フォーラムである」と指摘。
また外交部は、カナダの国会議員主催の座談会と食事会では、陳明祺・政務次長が台湾とカナダの友好関係の現状を説明するとともに、この機会を利用してより多くのカナダの国会議員に台湾を訪問し、台湾の民主的な活力と多様で豊かな文化を直接体験するよう呼びかけたことを明かしました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)