香港で26日に発生した高層住宅群の大規模火災で、28日午前の時点で94人が亡くなっています。各界からは、建物の修繕工事に使われていた竹製の足場などが、延焼の一因になったのではないかとの声が出ています。
このことについて、内政部は27日の記者会見で、メディアからの「台湾では竹製の足場はないとしても、足場が組まれた建設現場で火災が発生した場合の対応」について問われ、次のように答えました。
内政部は、台湾では建設現場で木製の足場が使われることは稀であり、また法令で規定が明確化されるのに伴い、施工の方法も一定の改善がなされている。今後、強力かつ効果的な工程安全検査を実施し、現在の建築工事全体の状況を全面的に検証するとしています。
香港の火災が発生した高層住宅では、火災発生前に外壁の修繕が行われており、建物全体が竹製の足場および保護ネットなどで覆われていました。香港保安局の鄧炳強・局長は、外壁の修繕工事で火災が発生した後に燃え広がる速度は、規定に適合した材料を使用した場合よりも早く、これは異常なことだと述べています。香港の警察は既に過失致死の疑いで工事会社の責任者ら3人を逮捕したということです。
(編集:本村大資/呂学臨)