頼清徳・総統は15日午前、国防部(防衛省)の顧立雄・部長(大臣)や国家安全会議の呉釗燮・秘書長らに伴われて、陸軍砲兵訓練指揮部の新基地落成式典に出席、部隊の訓練や整備の状況を視察しました。頼・総統は、都市開発に合わせて、陸軍砲兵訓練指揮部が台南市の永康区から関廟区へ移転したと説明、市民が最大の受益者となるだけでなく、新基地の訓練環境が国軍の次世代戦力を向上させるという目標の達成に寄与すると述べました。(注:陸軍砲兵訓練指揮部(砲兵学校)は、2012年から台南永康から関廟の湯山基地への移転計画が進められ、2025年末に部隊の移転が完了しました。)
頼・総統はあいさつの中で、行政院直轄市に昇格する前の台南県が予算不足により移転工事を負担できず、計画が停滞していた。自身が台南市長在任中に、軍側が土地を担保として提供し、市側から融資を受ける「基地ごとに段階的」な方式で、移転計画全体を推進する予算が確保できたと説明しました。
また、以前の永康基地の跡地がクリエイティブ・デザイン・パークに改築される予定も明らかにしました。永康区は台南市で最も人口が多く、最も発展が早い行政区であり、地元住民はこの計画を長年待ち望んでいる。市民が最大の勝者となると同時に、新基地は国軍の戦訓にも資するものになると強調しました。
頼・総統は、「行政区、教育区、訓練区、そして将兵の宿舎区はいずれも非常に優れており、高まる軍事訓練ニーズに応えられ、国軍の戦力をさらに高めることができる。特にアメリカから購入した新たな武器が順次配備されており、将来的に関廟の砲兵訓練指揮部は我が国の戦力向上という目標を担うことができるはずだ」と語りました。
砲兵訓練指揮部は、新型装備の導入と統合が進む中、現代的な教育施設やシミュレーション訓練システムを通じ、「新たな訓練、新たな思考、新しい装備、新しいテクノロジー」という斬新な枠組みと理念のもと、訓練の全体的な効率を全面的に向上させると説明しました。これにより戦力の基盤を固め、国土を守る力をより強固で信頼できるものにしていくとの決意を示しています。
(編集:呂学臨/王淑卿/本村大資)