与党・民進党は今年(2026年)11月28日に投開票が行われる、地方自治体の首長を選出する「九合一選挙(統一地方選挙)」に向けた準備を続けていますが、北部・台北市および桃園市の市長候補者がまだ決まっておらず、その行方に注目が集まっています。
民進党の元秘書長で候補者の一人とみられている林右昌氏は20日、Rti台湾国際放送の運営母体、中央放送局の単独インタビューに応じ、2026年11月の統一地方選挙について、いかなる計画もしていないとした上で、民進党の選挙対策本部が必ず最適な候補者を選出することを信じていると述べました。
11月の統一地方選に向け、民進党は既に4回にわたり、合計10の自治体の候補者を選出しています。しかし、直轄市6市のうち、台北市、桃園市の市長候補はいまだに発表されていません。あるメディアが報じたところによると、南部・台南市、高雄市、および嘉義県での党内予備選挙が終了したことで、党の選挙対策の重点が北部に移行。行政院(内閣)の卓栄泰・院長(首相)や鄭麗君・副院長(副首相)、立法委員(国会議員)の呉思瑤氏、王世堅氏らの名前が台北市長候補として繰り返し名前が挙がっています。このほか中央政府、地方自治体、政党政治で豊富な経験を持つ林右昌氏も最近、実力を蓄えているとして、台北、桃園市長選における民進党の有力な「切り札」と見られています。
ただし、林右昌氏はRtiのインタビューで、2026年の選挙は確かに重要だが、政治家は永遠に第一線に立ち続ける必要はない。最も重要なのは「適切な時期に、適切なことを行う」ことだと語っています。
(編集:本村大資/豊田楓蓮)