台北メトロは20日、西門駅のすぐそばに誕生した新しい地下商店街「西門地下市(UNDERCITY:XIMEN)」が、20日に正式にオープンしたと発表しました。
アニメ、マンガ、ゲームといったACG文化に加え、K-POPなどのポップカルチャーを前面に打ち出した空間で、内装は日本の秋葉原や原宿を思わせる雰囲気。若者を中心に、新たな“聖地”として注目を集めそうです。
台北メトロによりますと、西門町はもともと若者文化と流行エンターテインメントの拠点で、地下街の活性化とイメージ刷新を目的に、2022年から施設改善を進めてきました。5番出口のエレベーター新設をはじめ、2024年には空間の再編や契約の見直しを行い、エリア一体型のテーマ運営を導入しました。

「若さ・多様性・共感」をコンセプトにした西門地下市は、ダークグレーを基調にネオンの光を組み合わせたデザインが特徴です。床には横断歩道や車線を描き、地下都市の街並みを演出。通路のデザインには地下鉄車両のドアや手すり、窓をモチーフにした装飾が取り入れられ、来場者はアニメの世界へ向かう“専用列車”に乗り込むような感覚を味わえます。

この「西門地下街再生計画」は、従来の単調な通路を、二次元文化やアニメ、トレンドグッズ、特色ある飲食を融合したテーマ型商店街へと生まれ変わらせました。

地下街は全長およそ215メートル、総面積は約931坪。アニメ専門店のAnimateをはじめ、FANFANS、FANME、星宇文創などの人気ショップが集結し、飲食では話題の一楽ラーメンや“ガチャ系”ミルクティーも楽しめます。

さらに、3か所の広場と複数の店舗スペースを備え、若者が自由に表現できる場も確保されています。中でも第3広場にあるダンス練習エリアは、これまで通り開放され、ダンスを愛する若者たちが創意を発揮できる場所となっています。
20日の開幕を機に、視覚的なインパクトと最新カルチャーを融合させたこの地下街が、西門町エリアに新たな観光の活力をもたらすことが期待されています。
(編集:王淑卿)