中華民国115年(2026年)度の中央政府総予算が、依然として立法院(国会)で数的優位な野党により、委員会での審議に付されていません。頼清徳・総統は2日、立法院の韓国瑜・院長(議長)に対し、自身の影響力を行使し、総予算案の審議を迅速に進めるよう呼びかけました。
このことについて、与党・民進党の立法委員(国会議員)は、頼・総統の発言は国家元首としてのみならず、社会全体の期待を表すものだと述べました。また、韓・院長に対し、国会議長としての役割を果たし、予算案が委員会に付託されるよう与野党間の調整を図り、新たな会期に新たな雰囲気を醸成するよう求めました。
一方、最大野党・国民党の呉宗憲・立法委員はメディアのインタビューで、行政院(内閣)は軍人の給与引き上げや、警察・消防の退職年金などの予算を法令に基づき編成しないまま立法院に送った。したがって、立法院は違法な予算の審議はできない。頼・総統から卓栄泰・行政院長(首相)に働きかけるべきだと述べています。
(編集:本村大資/豊田楓蓮)