「2026台湾ランタンフェスティバル」が3月3日から15日まで、台湾南部・嘉義県で開催されます。行政院(内閣)は4日、記者会見を行い、昨年(2025年)、日本で行われた「大阪・関西万博」で話題を呼んだ、台湾が民間企業名義で出展したパビリオン「TECH WORLD館(テックワールド館)」を台湾ランタンフェスティバルと組み合わせ、元の姿で嘉義県に展示すると発表しました。卓栄泰・行政院長(首相)は、台湾が万博で披露したテクノロジーや文化、そして自然のエネルギーを「Take Home(持ち帰ってきた)」、日本まで観に行けなかった人々にも実際に体感してもらいたいと語りました。
2025年に日本の大阪で行われた「大阪・関西万博」で、台湾は「TECH WORLD館(テックワールド館)」を設置し、テクノロジー、デザイン、そして台湾文化を融合させた展示を行いました。この展示は、国際展示場の中でもひときわ目を引く存在となり、各国から訪れた来場者が行列をなして見学に訪れていました。また、国際的な専門家からも高い評価を得ました。
卓・院長は記者会見で、台湾は長年万博に参加することができなかったが、昨年、「大阪・関西万博」で「TECH WORLD館(テックワールド館)」としてパビリオンを設け、台湾のテクノロジーの実力や、自然の豊かさ、生命の価値といった重要な成果を世界に向け表現しただけでなく、台湾の伝統と現代が共存する新たな姿も示したと強調しました。
そして、昨年、万博が閉幕する前から、政府はパビリオンの移転計画を開始し、解体から輸送、再建、再設計を経て、2026台湾ランタンフェスティバルと組み合わせ、嘉義県で万博の成果を再現することとなったと述べました。なお、パビリオンは嘉義の会場の地形や条件を考慮して再設計するが、展示内容は完全にそのままの姿を再現するようにしたと説明。これは単なる「複製」ではなく、「TECH WORLD館(テックワールド館)」を「Take Home(持ち帰ってきた)」のだと述べました。
卓・院長は、パビリオンが「玉山」から出発し、再び玉山と深く結びついた嘉義県に戻ってくることで、日本で万博を見に行くことができなかった人々にも、台湾のテクノロジーと文化が世界へ羽ばたく姿を見届けてほしいと述べました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)