台湾中部・彰化県の南瑤宮では、かつて旧暦の大晦日の深夜に「頭香(一番目のお線香)」を競い合う伝統行事が行われていた。その熱狂ぶりから、以前は押し寄せた群衆によって廟の龍が掘られた石柱や大きな香炉が破損するなど、安全面での懸念が生じていた。
そのため、2021年からは安全に配慮し、マラソンで一番乗りを競う形式へと変わった。その後、廟の創建100年を機に行われた大規模改修に伴い、このイベントは2年間にわたり中断を余儀なくされていたが、このほど改修工事が完了。
これを受け、廟側は多くの人々に親しまれてきたこの旧暦の大晦日の伝統行事を再開することを決定した。今年(2026年)は、旧暦の大晦日に当たる2月16日の夜、満を持して復活する予定だ。
(編集:呂学臨/豊田楓蓮/本村大資)