中華民国台湾の太平洋の国交樹立国パラオが「第55回 太平洋諸島フォーラム(PIF)首脳会議」を主催することになり、台湾は「全力で支援」することを表明しています。外交部(外務省)は24日、パラオは、台湾やアメリカ、日本、オーストラリアなどの緊密なパートナーと、同会議の成功に向けてどのように協力していくか協議を重ねてきたと発表。台湾はこのフォーラムの「発展パートナー」として、パラオ政府と協力し、双方の長年にわたる協力の成果を最適な形で表していく考えを示しました。
同会議については、林佳龍・外交部長(外相)が昨年、「パラオがこの国際的な会議を成功裏に開催できるよう全力で支援する」との立場を表明しています。
外交部アジア太平洋司の林昭宏・司長はさらに、台湾とアメリカ、日本など理念の近い国々はすでに今回の首脳会議の関連する計画について協議していることを明かし、パラオ政府も首脳会議の主催機会を活用し、出席する各国代表に対し、民主主義・自由主義陣営のパートナーと太平洋諸島国が協力を推進し、地域発展の促進、グッドガバナンスと強靭性の向上に関する成果を示していく考えであると語りました
なお、林佳龍・外交部長は昨年12月、訪問団を率いてパラオを訪問した際、行程の一つとして太平洋諸島フォーラムの開催予定地を訪問。フォーラムの際、各国からの賓客を輸送するためのグリーン交通システムの構築に協力することを約束しており、フォーラム終了後も引き続き、現地の人々のためにサービスを提供するとしています。また、「医療衛生外交諮問チーム」第二次会議記録をもとに、台湾側はフォーラムの首脳会議期間中、台湾とパラオの重要な協力成果を示す計画をしているということです。
林昭宏・司長は、台湾は長年にわたりパラオ政府と共に農業・漁業、クリーンエネルギー、人材育成、観光、医療衛生、インフラ建設といった各分野の発展協力に尽力してきたと指摘、台湾もパラオ政府と共に最適な方法で協力の成果を示していきたいと語りました。
また、台湾は、パラオ政府が太平洋諸島フォーラムの伝統と慣例、そして「パシフィック・ウェイ」の精神に基づき、加盟国、対話国、発展パートナーを歓迎して本会議を開催すると確信している。我が国も例年通り代表団を派遣し、関連会議および行事に参加する予定であると述べました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)