行政院(内閣)の卓栄泰・院長(首相)は3月1日、南部・嘉義県で「2026台湾ランタンフェスティバル TECH WORLD館(テックワールド館)」の開幕式に出席しました。卓・行政院長は、TECH WORLD館を通じては世界に台湾産業の最も重要な力を示すことができ、「チップこそ台湾を紹介する最高の名刺だ」と述べました。
経済部(経済省)は、TECH WORLD館が「2026台湾ランタンフェスティバル」の開催地である嘉義県に移設され、規模を拡大したことで、より見応えがあると強調しています。
嘉義県によりますと、TECH WORLD館は2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で台湾を代表して出展したパビリオンです。万博は5年ごとに開催され、2025年の大阪万博のテーマは「いのち輝く 未来社会のデザイン」でした。TECH WORLD館は「世界をつなぎ、より良い未来の暮らしへ」をコンセプトに、「共好(共に良くなる)」を核心理念として掲げ、「生命(LIFE)」、「自然(NATURE)」、「未来(FUTURE)」をそれぞれテーマにした三つの劇場を展開しています。
卓・行政院長は経済部の龔明鑫・部長(大臣)、嘉義県の翁章梁・県長、与党・民進党の立法委員(国会議員)である陳冠廷氏、蔡易餘氏、王美惠氏らと共に、1日夜にTECH WORLD館の開幕式に参加。各国の使節代表10名余りや嘉義の各界関係者も招かれ、千人以上の市民が集まりました。
卓・行政院長は挨拶の中で、来場者はTECH WORLD館で「生命(LIFE)」、「自然(NATURE)」、「未来(FUTURE)」の三つの劇場を見ることができるほか、館内には豊富な神木と、560台の点滅するスクリーンを用いて表現した生命力を展示していると説明。
そのうえで卓・行政院長は、特に「未来(FUTURE)劇場」では一人の少女の日常生活の中でどれだけ多くの「チップ」が活用されているかを見ることができ、台湾の誇りだとし、チップこそ世界に台湾産業の最も重要な力を示すものであり、「チップは台湾を紹介する最高の名刺だ」と強調しました。
龔・経済部長は、日本では110万人以上が2、3時間待ってようやくTECH WORLD館を見学できた。今回、行政院の指示で国民も体験できるようにしたと説明。台湾への移設決定から完成までわずか3か月しかなかったため難易度が高く、完全な再現は難しいと考えられたが、自身が体験したところ、日本の万博での展示にも決して引けを取らず非常に素晴らしいと絶賛しました。
卓・行政院長は、台湾ランタンフェスティバルは2001年から台湾の各県市を巡回して開催されている。祝賀行事に各地の色彩と特色が加えられるため、旧正月(春節)後の重要な観光イベントとなっていると指摘しています。
(編集:豊田楓蓮/許芳瑋/本村大資)