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日本・阪大で「日台野球交流100年」シンポジウム開催、WBCに合わせ

07/03/2026 00:23
編集: 中野理繪
日本の国立大阪大学で2026ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開催に合わせ「能高団、KANOから王貞治、WBCまで 日台野球交流100年の回顧と展望」と題した国際シンポジウムが行われた。(写真:駐大阪弁事処提供)
日本の国立大阪大学で2026ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の開催に合わせ「能高団、KANOから王貞治、WBCまで 日台野球交流100年の回顧と展望」と題した国際シンポジウムが行われた。(写真:駐大阪弁事処提供)

2026ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が3月5日に開幕しました。台湾と日本が6日に対戦するのに合わせ、日本の国立大阪大学では「能高団、KANOから王貞治、WBCまで 日台野球交流100年の回顧と展望」と題した国際シンポジウムを開催。元台湾プロ野球選手の周思齊氏が招かれ、基調講演を行いました。

今回のイベントは、大阪大学人文学研究科台湾研究講座と日台野球交流研究会の共催で、台湾と日本の学者およびスポーツ関係者を招き、1920年代から現在に至るまでの、戦前の「能高団(日本統治時代に結成された台湾原住民野球チーム)」、嘉義農林学校野球部(KANO)、そして東部・台東県の原住民ブヌン族の少年野球チーム「紅葉少年野球チーム」といった歴史的事例をもとに台湾と日本の野球交流100年の歴史を振り返るとともに、戦後から現代にいたる野球の発展についても議論を深めました。

周思齊氏は「日本統治から今日までの台湾野球史を振り返るー原住民プロ野球選手としての視点から」をテーマに講演を行いました。周氏は、台湾野球史は戦前の「能高団」時代から、原住民選手たちの強靭な精神を目の当たりにしてきたと指摘。近年、新世代の選手たちは伝統的な名前や集落とのつながりを取り戻すことで、野球という競技を主体的なアイデンティティを実践する重要な手段へと昇華させていると述べ、原住民選手が台湾野球の発展過程において重要な役割を果たしてきたことを共有しました。

主催者は、WBC大会期間中に日本と台湾の野球交流100年を振り返る学術シンポジウムを開催することで、日台双方の社会・文化交流における野球の重要性がさらに強調されると説明しています。

(編集:中野理絵/豊田楓蓮/本村大資)

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