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鄭麗文・国民党主席が4/7に訪中、本土派政党「統一戦線工作の宣伝材料になる」と懸念

06/04/2026 18:54
編集: 許 芳瑋
野党・国民党の鄭麗文・主席が7日に中国の習近平・国家主席と会談する見通しであることを受け、複数の台湾本土派政党および社会団体が6日に記者会見を開き、懸念を表明した。(写真:Rti)
野党・国民党の鄭麗文・主席が7日に中国の習近平・国家主席と会談する見通しであることを受け、複数の台湾本土派政党および社会団体が6日に記者会見を開き、懸念を表明した。(写真:Rti)

最大野党・国民党の鄭麗文・主席が7日に中国を訪問し、中国の習近平・国家主席と会談する見通しです。これを受け、複数の台湾本土派政党および社会団体が6日に記者会見を開き、中国が台湾に対して継続的に軍事的圧力をかけ、国防予算の審議も依然として滞っている中、鄭氏の今回の行動は「中国への業務報告」に等しいものであり、台湾海峡の平和に寄与しないばかりか、中国による統一工作の宣伝材料に利用されるおそれがあると批判しました。台湾本土派政党は、国民党と中国共産党のいかなる合意も台湾の人々を拘束することはできないと強調し、鄭氏に対して台湾の主権と利益を売り渡すことのないよう呼びかけました。

台湾基進党、台湾独立建国連盟、時代力量、台湾緑党、小民参政欧巴桑連盟は6日、共同で記者会見を開きました。中国による軍事的圧力が絶えず、国内では国防特別予算の審議が国民党と台湾民衆党の野党連合による悪意ある妨害で滞っているこの重要な局面において、国民党の鄭・主席が訪問団を率いて中国を訪問することは、中国が演じる統一戦線工作の一大芝居に協力するほかならず、「鄭氏と習氏の会談」は世界に向けて降伏のメッセージを発信するものであるとして、強い反対の立場を表明しました。

台湾基進党の王興煥・主席は、かつての「台中首脳会談(2015年にシンガポールで開催された、習氏と馬英九・元総統による首脳会談)」と比較して、「党本部の指示が出せない」鄭氏は、なおさら習氏との会談を通じて政治的影響力を高める必要に迫られていると指摘。しかし、いずれも中華民族主義に訴え、「台湾海峡両岸は同文同種」といった民族感情で統一を正当化するものであり、台湾の主権を弱体化させ、台湾海峡問題を中国の内政問題化し、国際社会に「両岸は中国の内政問題である」という政治的シグナルを発信することになると批判しました。

王・主席はさらに四つの主張を提起。
第一に、鄭氏および国民党は台湾全体の民意を代表することはできないこと。
第二に、国民党と中国共産党の間のいかなる合意も台湾の人々に対する拘束力を持たないこと。
第三に、台湾海峡問題は国際的な問題であり、国共内戦の延長ではないこと。
第四に、中国が台湾に対する武力行使を放棄しない限り、台湾統一路線促進はかえって衝突のリスクを高める可能性があること。

王・主席はまた、鄭氏に対し、中国への朝貢は平和をもたらすものではなく、むしろ戦争を招くことになると警告しました。

王・主席は、「国民党と中国共産党の間のいかなる合意も台湾の人々を拘束することはできない。台湾は総統直接選挙の実施以降、主権は実質的に中国の法的統治から離脱しており、台湾と中国の間はもはや国共内戦の延長ではなく、主権国家としての承認および平和的共存の問題だ。ここで鄭氏に言っておくが、中国への朝貢は平和をもたらすことはなく、戦争をもたらすだけだ」と話しています。

台湾独立建国連盟の楊仲廷‧報道官も、鄭氏は国民党主席に就任して以降、最大の「成果」は武器売却案の悪意ある遅延工作であると指摘。鄭氏の今回の訪中は、率直に言えば「中国への業務報告」にほかならず、国民党が台湾における中国共産党の統一戦線工作の道具であることを改めて証明するものだと述べました。

時代力量の劉品辰‧副秘書長も、鄭氏が中国の地を踏み、習氏と並んで「92年コンセンサス」や「台湾独立反対」といったスローガンを掲げる姿は、中国にとって統一戦線工作の最良の宣伝材料として利用され、ひいては台湾の国際的立場や武器売却の進展に影響を及ぼすことになると警告。劉‧副秘書長はさらに国民に対し、「鄭氏と習氏の会談」の背後にある真の意図を見極めるよう呼びかけました。

台湾本土派社会団体は、鄭氏が訪中の際に搭乗する便の出発前に、複数の本土派団体が再び台北松山空港に集結し、今回の訪中に対して最後の厳正な抗議を行うと予告しています。

(編集:許芳瑋/豊田楓蓮/本村大資)

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