最大野党・国民党の鄭麗文・主席が7日に訪問団を率いて中国を訪問し、10日に中国共産党中央委員会総書記を務める習近平・国家主席と会談する見通しであると伝えられています。
これに先立ち、国民党の連勝文・前副主席は先ごろ自身のFacebookで、2005年に当時の国民党主席だった父親の連戦氏が行った「平和の旅」と称する中国訪問および「連胡会(連戦・胡錦濤会談)」の経緯を振り返り、鄭・主席に対して「言動に慎重であるべきだ」、「すべては十分に計画を立ててから行動するべき」と呼びかけるとともに「中間のバランスの線を保つこと」を求める投稿をし、多くの議論を呼んでいます。
北部・新北市の侯友宜・市長は6日、新北市淡水の龍山寺を参拝した際に取材に応じ、台湾海峡両岸のコミュニケーションや交流は対等かつ尊厳を保ち、関連法令に従って行う必要があると指摘。そのうえで、鄭・主席の訪問については、「中華民国の国益を最優先に考慮し、国民の福祉を第一に行動することを期待する。これは私の一貫した方針でもある」と述べました。
一方で、最近、前線の影響で強い雨が降り、北部・桃園、新竹、北西部・苗栗地域では相次いで被害が報告されています。しかし、行政院(内閣)の卓栄泰・院長(首相)が野党に総予算案の早期審議を呼びかけたことが、与野党間の対立を引き起こしています。
このことについて、侯・市長は、災害対応は即座に緊急対策を整備し、すべての対応は救援・防災を最優先に行うべきだ。しかし、これは政治的な攻防や総予算審議とは別問題であると指摘。さらに、住民が困難な状況に置かれている今こそ、政府は救助を最優先に考え、災害対応に尽力することが重要だと強調しました。
(編集:豊田楓蓮/許芳瑋/本村大資)