外交部(外務省)の林佳龍・部長(大臣)は、太平洋に浮かぶ中華民国台湾の国交樹立国であるマーシャル諸島共和国政府の招きを受け、頼清徳・総統の特使として、4月7日から9日まで経済貿易訪問団を率いて同国を訪問します。
外交部は7日、今回の訪問は台湾とマーシャル諸島の揺るぎない外交関係を具体化し、二国間の経済・貿易協力を強化することが主な目的であると発表しました。滞在中、林・部長はヒルダ・ハイネ(Hilda C. Heine)大統領、ワセ(Brenson Wase)国会議長、カネコ(Kalani Kaneko)外務・貿易相ら政府要人や現地の伝統指導者と会談するほか、「ミクロネシア総合競技会」の主会場である「マジュロ陸上競技場」や「マジュロ病院遠隔医療センター」、「家禽飼育プロジェクト養鶏場」など、二国間協力による重要な成果を視察する予定です。
外交部によりますと、今回の訪問団には経済部国際貿易署の胡啓娟・副署長、衛生福利部(日本の厚労省に類似)食品薬物管理署(台湾FDA)の蔡淑貞・副署長、「財団法人国際合作発展基金会(日本の国際協力機構=JICAに相当/略称:国合会、ICDF)」の史立軍・副秘書長のほか、外交部の「ドローン外交ワーキンググループ」も加わっています。さらに、台湾の漁業、海運、コールドチェーン物流、医療機器、食品加工、クリーンエネルギー、情報通信技術(ICT)などの産業界から60人を超える代表が参加しており、「官民連携、大企業が中小企業を牽引する」モデルを通じて、より多くの台湾企業によるマーシャル諸島への投資をマッチングし、「栄邦計画(友好国との関係を強化し、相手国の発展を促すもの)」を推進することを目指しています。
外交部は、2025年1月に発効した「台湾・マーシャル諸島経済協力協定(ECA)」の着実な実施に向け、今回の訪問中に同協定に基づく初の協議準備会合および「マーシャル諸島投資機会説明会」を開催し、二国間の経済・貿易協力の拡大に向けた新たな一歩を記すとしています。
(編集:呂学臨/王淑卿/本村大資)