頼清德・総統は9日、「アジア台湾客家連合総会2026年参訪団(訪問団)」の表敬訪問を受け、海外の客家(ハッカ)同胞が長年にわたり客家文化の継承に貢献し、台湾とアジア諸国の協力を促進する重要な架け橋となっていることに感謝を述べました。頼・総統は、政府として客家の発展を全面的に支持すると表明し、海外の台湾出身者が政府と力を合わせ、「困難を恐れず、荒野を切り拓く」という客家精神を堅持し、台湾とアジア諸国の地域協力を深化させ、客家文化をさらに広めていくよう期待を示しました。客家人は台湾の二番目に大きいエスニックグループです。
客家語であいさつに立った頼・総統はアジア台湾客家連合総会は台湾が世界へ歩みだす重要な力であると述べ、同会の設立以来、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、カンボジアなど11の国と地域の客家同胞を繋いできた実績を評価しました。長年海外で奮闘しながらも、常に台湾を思い、支え続けてきたことで、世界に台湾の存在を知らしめてくれたことに対し、深い敬意を表しました。
頼・総統は、客家同胞がアジア各地で文化を継承するだけでなく、台湾とアジア各国の協力促進における重要な架け橋となっていることを高く評価しました。海外出身者と政府が共に取り組んできたことで、ここ数年、台湾とアジア諸国とのパートナーシップは深化し続け、豊かな成果を上げていると述べました。
頼・総統は、「例えば、重点的な投資先である東南アジア諸国とは、投資保護協定(IPA)の再締結や二重課税防止協定の締結を順次完了している。また、シンガポールとは金融サービスで密接に協力しているほか、ベトナム、タイ、マレーシア、フィリピンなどの国々とは電子製造や産業投資の分野で強固な協力基盤を築いている」と紹介しました。
頼・総統は、海外の客家同胞の努力と貢献に感謝するとともに、台湾の客家文化を次世代へと継承し、台湾の客家文化を国際舞台へと大きく踏み出させることは、政府の避けて通れない責務であると述べました。そのため、就任以来、「公共客家」、「飲食客家」、「青年客家」、「創生客家」、「区域客家」、「国際客家」という「客家六箭(客家政策の6本の矢)」の推進に全力を挙げていると説明しました。
頼・総統は、政府が客家の発展を全面的に支援している例として、昨年28万人分の「客家幣(客家ポイント)」を発行したことを挙げ、これにより、人々は客家人が集まる地域の商店を訪れるよう促し、「客家語を話す」消費生活圏を構築することで、客家語を日常生活に定着させ、言語の継承と地域経済の活性化という二つの発展を目指していると指摘しました。
(編集:呂学臨/王淑卿/本村大資)