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「台湾熱新聞」創刊 日本で台湾理解の深化に期待

12/04/2026 23:35
編集: 王淑卿
日本の産経新聞の前台北支局長で、現在はフリーのジャーナリストとして台湾を拠点に活動する矢板明夫氏が設立したシンクタンク、「インド太平洋戦略シンクタンク」は11日夜、日本の東京で「日台友好の夜 台湾熱新聞創刊の集い」と題した、日本語メディア「台湾熱新聞(台湾ホットニュース)」の紙媒体創刊記念式典を行いました。写真左から:「台湾熱新聞」の発行人である矢板明夫氏、駐日代表所の周学佑・副代表、八馬国際医学グループの創業者である王文欽氏、参議院議員の山谷えり子氏。(写真:CNA)
日本の産経新聞の前台北支局長で、現在はフリーのジャーナリストとして台湾を拠点に活動する矢板明夫氏が設立したシンクタンク、「インド太平洋戦略シンクタンク」は11日夜、日本の東京で「日台友好の夜 台湾熱新聞創刊の集い」と題した、日本語メディア「台湾熱新聞(台湾ホットニュース)」の紙媒体創刊記念式典を行いました。写真左から:「台湾熱新聞」の発行人である矢板明夫氏、駐日代表所の周学佑・副代表、八馬国際医学グループの創業者である王文欽氏、参議院議員の山谷えり子氏。(写真:CNA)

日本の産経新聞の前台北支局長で、現在はフリーのジャーナリストとして台湾を拠点に活動する矢板明夫氏が設立したシンクタンク、「インド太平洋戦略シンクタンク」は11日夜、日本の東京で「日台友好の夜 台湾熱新聞創刊の集い」と題した、日本語メディア「台湾熱新聞(台湾ホットニュース)」の紙媒体創刊記念式典を行いました。会場には約350人が出席し、台日双方の政界や経済界などから関係者が集まり、交流の一層の深化に期待が寄せられました。

式典は台場のホテルで行われ、台湾側からは約250人が参加しました。このうち約150人は台湾から訪れた中小企業の経営者や医師などで、元国防部長の蔡明憲氏が団長を務めました。日本側からは約100人が出席し、参議院議員の北村晴男氏、石平氏、山谷えり子氏、梅村みずほ氏、衆議院議員の中山泰秀氏、前衆議院議員の原口一博氏、作家の門田隆将氏らが顔をそろえました。

「台湾熱新聞(台湾ホットニュース)」は、矢板明夫氏らが創設した総合ニュースプラットフォームで、「台湾の声を届ける」ことを理念に、ウェブサイトやYouTubeチャンネル、そして日本で発行される紙媒体を展開しています。矢板氏は、国際情勢が大きく変化する中で、日本社会に対し、より正確でタイムリーな台湾の情報を伝え、理解を深めていきたいと述べました。

会場では、多くの出席者が台日関係の重要性を強調しました。

日本に帰化した評論家で参議院議員の石平氏は、中国政府から台湾や歴史問題をめぐる発言を理由に制裁を受けたことに触れ、「制裁されて光栄だ」と語り、かえって台湾の人々に自身を知ってもらう機会になったと笑顔で話しました。今年1月に台湾を訪問した経験にも触れ、「自分が台湾の地に立てたこと自体が、中国と台湾が全く異なる国であることを示している」と述べ、今後も日台交流の促進に取り組む考えを示しました。

山谷えり子氏は、日本の超党派国会議員連盟「日華議員懇談会」の副会長として、また女性議員交流団の団長として頻繁に台湾を訪れており、今夏も訪問を予定していると紹介しました。そのうえで、日台関係が緊密になるほど東アジアの平和は安定し、世界経済にも寄与すると強調し、「台湾熱新聞(台湾ホットニュース)」が新たな時代を切り開く存在となることに期待を示しました。

また、台湾の日本駐在大使館に相当する、台北駐日経済文化代表処の周学佑・副代表は、「台湾熱新聞(台湾ホットニュース)」を通じて、台日間の結びつきがさらに深まることを期待すると述べました。

北村晴男氏は、去年12月に台湾を訪問した際の印象として、台湾料理の素晴らしさに加え、日本の安倍晋三元首相に対する台湾社会の深い敬意に感動したと語りました。そして、日本が戦後に中華民国と断交したことは最大の外交上の誤りだったとし、生涯をかけて日台関係の正常化に取り組む決意を示しました。

中山泰秀氏は、日本の高市早苗首相を代表して創刊を祝福すると述べ、日本、台湾、イスラエルの間にはサイバーセキュリティや人工知能の分野で大きな協力の可能性があると指摘しました。また現在、台湾、日本、パラオの企業が連携し、イスラエル向けの無人機製造を進めていることも明らかにしました。

さらに中山氏は、イランやベネズエラの情勢について、いずれもアメリカの対中国戦略の一環と分析し、アメリカのトランプ大統領の任期が終盤を迎える中、日本は台湾との連携を一層強化し、民主主義の価値を共に守るべきだと強調しました。

矢板明夫氏は創刊のあいさつで、「台湾熱新聞(台湾ホットニュース)」は台湾と日本をつなぐ“架け橋”となることを目指すと述べました。両国は地理的にも心理的にも近い存在である一方、相互理解にはなお課題が残されていると指摘しました。

国際情勢が急速に変化する中、台湾を正しく理解することは地域の発展だけでなく、日本の将来を考えるうえでも重要な意味を持つと強調しました。民主主義や経済安全保障、地域の安定といった分野において、台湾の重要性はますます高まっているとしています。

しかし、台湾の実像は日本社会に十分に伝わっておらず、これまでの報道は観光やグルメに偏りがちで、政治や経済、安全保障といった核心的なテーマの報道は不足していると指摘しました。「台湾熱新聞(台湾ホットニュース)」はこうした課題を踏まえ、日本語による多角的で深い報道を提供し、台湾を「身近な隣人」にとどまらず、価値観を共有し未来を共にする重要なパートナーとして理解してもらうことを目指しています。

「台湾熱新聞(台湾ホットニュース)」は今後、月1回の発行を予定しており、無料配布を通じて、日本の読者や企業、団体に広く届けられる予定です。台湾への理解促進に向けた新たなメディアとして、今後の展開が注目されます。

https://www.youtube.com/channel/UC0SUYKGH_iIs5K1YRohnYFw

台湾ホットニュース

(編集:王淑卿)

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