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頼・総統がエスワティニ初訪問へ、「安全・経済・デジタル」三つの共栄目指す

13/04/2026 18:29
編集: 許 芳瑋
総統府の郭雅慧‧報道官は13日の記者会見で、頼清徳・総統は22日から27日まで代表団を率いて、アフリカにある国交樹立国、エスワティニ王国を訪問し、国王即位40周年の関連祝賀行事に参加すると発表した。(写真:CNA)
総統府の郭雅慧‧報道官は13日の記者会見で、頼清徳・総統は22日から27日まで代表団を率いて、アフリカにある国交樹立国、エスワティニ王国を訪問し、国王即位40周年の関連祝賀行事に参加すると発表した。(写真:CNA)

今年(2026年)は、我が国とアフリカにある国交樹立国、エスワティニ王国との外交関係樹立58周年にあたります。エスワティニ王国は4月下旬に予定されている国王の即位40周年および58歳の誕生日を祝う一連の祝賀行事に頼清徳・総統を招待しました。

総統府の郭雅慧・報道官は13日の記者会見で、エスワティニ国王の熱意あふれる招待に積極的かつ前向きに応えるとともに、国交樹立国を重視する姿勢を示すため、頼・総統は4月22日から27日まで代表団を率いて同国を訪問することを決定したと発表しました。

郭・報道官は、「今回の外遊のテーマは『台史同慶,攜手共榮(台湾・エスワティニ共同祝賀、手を携えて共に繁栄)』であり、これは両国が歴史的な重要な節目において肩を並べて共に祝うことを象徴するとともに、双方が繁栄への道のりにおいて引き続き手を取り合って協力を深化させ、両国国民の共通の利益を共に築いていくことを示すものだ」と述べました。

郭・報道官はまた、頼・総統が今回の外遊で達成を目指すとしている三つの『共栄』の目標について説明。第一は「安全の共栄」だとし、台湾とエスワティニ両国は、農業、公衆衛生・医療、教育、女性のエンパワーメント、再生可能エネルギーなどの分野において、具体的かつ豊かな成果を積み重ねてきた。今後はさらに協力して戦略的な石油備蓄タンクを建設し、エスワティニのエネルギー安全保障を強化するとともに、同国の持続可能な発展も促進していくと説明しました。

二つ目の共栄は「経済の共栄」です。エスワティニは台湾にとってアフリカにおける重要な国交樹立国であり、安定した投資環境と優秀な人材を有するだけでなく、南部アフリカ関税同盟(SACU)およびアフリカ大陸自由貿易圏(AfCFTA)の重要なメンバーでもあります。今後、台湾はエスワティニにおいて台湾産業イノベーションパークの設立を推進し、台湾企業のグローバル展開を支援するとともに、アフリカ市場との連携を図り、現地により多くの雇用機会を創出することで、強固で互恵的な戦略的パートナーシップを築き、両国の繁栄と発展を促進していくとしています。

三つ目は「デジタルの共栄」です。台湾はグローバルなハイテクサプライチェーンにおける重要な拠点であり、世界をリードする半導体および情報通信技術(ICT)の能力を有しています。これを基盤として、エスワティニにスマート医療および遠隔医療システムの導入を支援し、地理的な制限を越えてデジタル格差を縮め、国交樹立国の人々の健康を守っていくとしています。

外交部(外務省)の呉志中・次官(副大臣)は続いて、詳細な日程について説明し、総統の今回の外遊は「公式な日程」、「二国間協力」、「祝賀行事」、そして、「現地在住の台湾出身者を招いた会食などのその他の日程」という四つの柱から構成されていると指摘しました。

このうち、「公式な日程」について、頼・総統はエスワティニ国王ムスワティ3世(King Mswati III)を表敬訪問し、二国間会談を行うほか、国王と共同コミュニケに署名し、両国の外相による『中華民国台湾政府とエスワティニ王国政府との税関相互協力協定』の署名に立ち会い、さらに王母ヌトンビ(H.M. The Queen Mother Ntombi)王妃を表敬訪問する予定です。

「二国間協力」については、「台湾産業イノベーションパーク」の建設予定地、マンジニ政府病院(Manzini Government Hospital)の訪問 、女性起業家向けマイクロファイナンス循環基金の成果展示の視察、「戦略的な石油備蓄タンク」に関する報告の聴取、台湾企業による「投資意向書」の署名の立ち会いなどの予定が組まれています。

「祝賀行事」については、エスワティニ国王の即位40周年および58歳の誕生日を祝う合同記念式典、エスワティニ国王主催の国宴、「国際会議センター」の開所式、ならびにエスワティニ国王主催のガーデンパーティーに出席する予定です。また、頼・総統は現地でエスワティニおよびアフリカ南部地域に在住する台湾出身者を招いた会食を行う予定です。

呉・次官は、今回は頼・総統による総統就任後初めてのエスワティニ王国訪問であり、同国にとって歴史的に極めて意義深い、国王即位40周年の関連祝賀行事に参加することは、非常に意義のあることだと強調しました。

頼・総統が今回エスワティニを訪問するにあたり、どの国の要人と接触する予定か、また、経由地が設けられているのかなどの質問について、呉・次官は、頼・総統の今回の外遊は「快適性、安全性、利便性、尊厳」という原則に基づいており、エスワティニへ「直行」し、経由地はなく、中東地域の上空も飛行しない予定だと説明。また、頼・総統は今回のエスワティニ国王の誕生日祝賀行事への出席の際に、当然ながら現地で他国の元首と会見し、関連する議題について意見交換を行うことになるだろうと述べました。

(編集:許芳瑋/豊田楓蓮/本村大資)

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