太平洋に位置する中華民国(台湾)の国交樹立国、パラオ共和国のスランゲル・ウィップス・ジュニア(Surangel Whipps Jr.)大統領が13日、フランスのAFP通信社の取材に対し、中国当局が「とても直接的に」パラオに台湾との外交関係を断つよう求めてきたと明らかにしました。しかし、ウィップス大統領は「パラオは、どの国と友好関係を築くかを他国に決められることは受け入れない」と強調。他にも、世界的な石油危機がパラオ国民に大きな影響を与えていることにも言及しました。
AFP通信社によりますと、ウィップス大統領は「中国はとても直接的に、我々に台湾を非難するよう求めてきた。しかし我々はすでに『我々には敵はいないが、誰を友人とするかを他人に決められることはない』とこう伝えた」と述べたということです。その上でウィップス大統領は、「彼ら(中国)はパラオに接触してきており、彼らには意見がある。我々は彼らの立場を理解しているが、我々の立場もすでに非常に明確に示した」と語り、「台湾を支持する我々も、中国を支持する人々と同じ権利を持っており、平等に扱われるべきだ」と強調したとしています。
(編集:豊田楓蓮/本村大資)