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頼・総統:軍事力強化に反対なら、真に台湾を愛しているとは言えない

20/04/2026 19:54
編集: 許 芳瑋
頼清徳・総統は19日、軍事力の強化に反対する者は、本当に台湾を愛しているとは言えないと強調し、国防力強化による民主主義の確保を訴えた。(写真:総統府YT公式チャンネルによりスクリーンキャプチャ)
頼清徳・総統は19日、軍事力の強化に反対する者は、本当に台湾を愛しているとは言えないと強調し、国防力強化による民主主義の確保を訴えた。(写真:総統府YT公式チャンネルによりスクリーンキャプチャ)

頼清徳・総統は19日、台湾南部・高雄で開催された、台湾民主化運動の先駆者である余登発・元高雄県長、余陳月瑛・元高雄県長の追悼記念音楽会に出席した際、「台湾が専制独裁から民主主義・自由へと歩んできた道のりは、どれほど困難であったか。過去の民主化の先人たちの犠牲を決して忘れてはならない。もし『台湾を愛している』と口にしながら、軍事力の強化に反対したり、中央総予算の審議を拒んだりする人がいるならば、それは本当の意味で台湾を愛しているとは言えない」と強調しました。

頼・総統は挨拶の中で、自身の心の中では、これは単に感動的な音楽会であるだけでなく、台湾が専制独裁から民主主義・自由へと歩んできた道のりがいかに困難であったか、その過程でどれほど多くの人々が生命と自由を犠牲にしてようやく勝ち取られたものであるかを、皆に改めて思い起こさせるものでもある。過去の犠牲を、決して忘れないでほしいと述べました。

頼・総統は1979年、当時の余登発・高雄県長が与党・国民党により共産党のスパイであると濡れ衣を着せられ逮捕された出来事を振り返り、当時、台湾全土の党外人士(非国民党系の民主活動家)と市民が次々と立ち上がり、高雄市の橋頭に集結して民主主義を訴えたことに触れ、これは戒厳令下における最初の政治運動であったと語りました。

頼・総統はまた、余登発、余陳月瑛の二人の元高雄県長は、台湾の民主主義のために奮闘し、権力に屈することなく行動した人物であるだけでなく、与党・民進党が掲げる『清廉・勤勉政務・郷土愛』の体現者でもある。「特に、地政学的な変化の中で、台湾が中国の武力威嚇や、外部からの統一戦線工作に直面している状況下において、我々はこの二人の元県長の勇気に学ばなければならない。台湾が後戻りすることは決してあってはならない」と述べています。

頼・総統は、台湾は永遠に民主主義・自由の憲政体制や中華民国と中華人民共和国は互いに隷属していないこと、台湾の主権は侵犯・併呑を許さないこと、中華民国台湾の前途は台湾の2300万人が決定する権利を有することを堅持していかなければならないと改めて強調しました。

外部からの脅威に対し、頼・総統は「素手でどうやって民主主義、自由、国家を守ることができるのか」と問いかけ、国防能力を向上させ、経済力を強化し、そして民主陣営と連携してこそ、初めて国家の安全を確保できると述べました。

頼・総統はさらに、誰でも台湾を愛していると口にすることはできるが、もし軍事力の強化に反対するのであれば、それは本当の意味で台湾を愛しているとは言えず、また、人民を慈しまず、国家の総予算を審議しないまま放置しておきながら、人民を愛していると言ったとしても、それは偽りであると強調しました。

一方、これに先立ち、頼・総統は18日午後、中部・台中の水安宮に赴き参拝した際、挨拶の中で民進党政権発足から10年間の施政成果を列挙し、「中国軍の軍用機は依然としてしばしば台湾に嫌がらせをしているものの、台湾はすでに国防の自主的な力を強化しており、国家の安全性は一層高まっていると強調。台湾の経済も着実に成長しており、政府はその経済成長の成果をすべての国民と分かち合い、社会への投資規模は過去最高を更新しているほか、賃上げや減税措置も継続して実施している」と説明しました。

(編集:許芳瑋/豊田楓蓮/本村大資)

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