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エスワティニ王母を表敬、頼‧総統:台湾の世界貢献を阻む権利はどの国にもない

04/05/2026 18:35
編集: 許 芳瑋
頼清徳‧総統は5月3日エスワティニのヌトンビ王母を表敬訪問し、エスワティニは第二の故郷のような温かい場所であると述べた。(写真:総統府、CNA)
頼清徳‧総統は5月3日エスワティニのヌトンビ王母を表敬訪問し、エスワティニは第二の故郷のような温かい場所であると述べた。(写真:総統府、CNA)

総統府は5月4日、「中華民国台湾の国交樹立国である、アフリカのエスワティニを訪問中の頼清徳‧総統が、現地時間3日正午(台湾時間同日夜)、王母・ヌトンビ(H.M. The Queen Mother Ntombi)王妃を表敬訪問した」と発表しました。頼‧総統は、国王ムスワティ3世(King Mswati Ⅲ)および王母の温かいおもてなしに改めて感謝を表し、まるで第二の故郷に帰ったかのような温もりを感じたと述べたということです。また、頼‧総統は、今回の訪問を通じてエスワティニの美しい景観と豊かな文化についてより深く理解することができ、両国の今後の協力関係をより緊密かつ円滑に進める上で大いに役立つと述べ、王母に対し再び台湾を訪問することを心より歓迎すると表明しました。

頼‧総統は2日午後6時ごろ、フェイスブックページに写真を添えて、「すでに2日早朝、エスワティニに到着した」と投稿しました。同国政府の公式フェイスブックページもこれに続き、台湾時間同日午後6時45分に、「中華民国台湾の頼清徳‧総統閣下がエスワティニの地に降り立った。閣下、お帰りなさい!(Welcome home)」と投稿し、頼‧総統の訪問を歓迎しました。

頼‧総統はフェイスブックを通じて、当初4月22日に予定されていた訪問は予期せぬ外的要因により延期となったが、外交および国家安全保障チームによる連日の綿密な調整を経て、5月2日に無事に到着することができた。数日遅れたにもかかわらず、エスワティニの人々は訪問団に対し、変わらず最も熱烈で温かい歓迎を示してくれたと綴りました。

総統府の発表によりますと、頼‧総統は3日、エスワティニのマンドゥロ(Mandvulo)国際会議ホールを訪れ、軍の栄誉礼および両国首脳会談に出席。「中華民国(台湾)政府とエスワティニ王国政府との税関相互支援協定(CMAA:Customs Mutual Assistance Agreement)」の署名式ならびに共同コミュニケの署名に立ち会いました。また、頼‧総統は、中華民国台湾は主権国家であり、世界の台湾であって、いかなる国にも台湾が世界に貢献することを阻む権利はなく、またそうすべきではないと述べました。また、台湾は引き続き実力を強化し、着実に国際社会へ歩みを進めていく。台湾とエスワティニが互いに支え合い、両国の友好関係が絶えず深化し、長く続いていくことに期待を示しました。

頼‧総統は挨拶の中で、国王ムスワティ3世の心からの招待と全面的な協力に対し深く感謝の意を表し、訪問団を率いてエスワティニを公式訪問できたことを大変光栄に思う。正式な式典には数日遅れたものの、訪問団の誠意は変わらないと強調。中華民国台湾の人々を代表して最も心からの祝福を届けるとし、国王ムスワティ3世の58歳の誕生日と長寿、ならびに即位40周年に祝意を表したとともに、エスワティニ王国の繁栄と国王の健勝を祈念しました。また、今年は両国の国交樹立58周年に当たることにも触れ、両国の友好関係が常に揺るぎなく保たれ、両国民の協力が緊密で、その絆がますます深まっていくことを願うと述べました。

総統府の3日の発表によりますと、頼‧総統は王立サイエンスパーク(Royal Science and Technology Park)を訪れ、「戦略石油備蓄タンク」および「台湾産業イノベーションパーク」に関する説明を受けました。頼‧総統は、この2つの協力プロジェクトは両国の国交樹立以来、最大規模かつ最も戦略的意義のある取り組みであり、グローバル・サプライチェーンの再編、気候変動および人工知能(AI)の進展に直面する中、信頼できるパートナーシップの重要性がますます高まっていると指摘。台湾は「価値、強靭性および科学技術」の3つの強みを基盤に、エスワティニとの交流と協力を引き続き深化させ、より安全で信頼性の高いサプライチェーン体系とパートナーシップを構築していくと述べました。

頼‧総統はさらに、中華民国台湾は主権国家であり、世界の台湾である。2,300万人の台湾人には世界へ歩み出す権利があり、いかなる国にも台湾が世界に貢献することを阻む権利はなく、またそうすべきではない。台湾は引き続き実力を強化し、着実に国際社会へと歩みを進めていくと表明。また、国王ムスワティ3世が同国を率いて長きにわたり台湾と歩みを共にし、国際社会で台湾のために正義の声を上げていることに感謝の意を表しました。

頼‧総統のエスワティニ訪問に対する中国の批判について、行政院(内閣)の卓栄泰‧院長(首相)は3日、「今回の訪問が、台湾が国際社会へ進出していく一つの模範となることを期待している。だが、もちろん今後はさらなる努力を通じて、総統および国家の重要な各レベルの幹部が、正々堂々と、そして勇気をもって世界へ歩み出せるようになることを願っている。これは非常に良い始まりだと思う」とコメントしました。

(編集:許芳瑋/豊田楓蓮/本村大資)

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