頼清徳‧総統は4月22日から27日までの間、訪問団を率いてアフリカに位置する国交樹立国エスワティニを訪問する予定でしたが、専用機の航路上にあるセーシェル、モーリシャス、マダガスカルの3カ国が中国の圧力で上空飛行許可を突如取り消したため、総統府は出発前日の21日に延期を発表していました。しかしその後、頼‧総統は5月2日(台湾時間)に同国に到着し、公式訪問を開始しました。
総統府は、今回の訪問について「安全の共栄」、「経済の共栄」、「デジタルの共栄」の3本柱を掲げ、台湾とエスワティニの関係強化をさらに進める方針だとしています。
頼・総統がエスワティニを訪問したことに対し、アメリカ国務省のある報道官は3日、台湾の国家通信社・中央通信社の記者からの質問に電子メールで回答する形で、台湾はアメリカおよび多くの国々にとって、信頼できる有能なパートナーであると強調。さらに、台湾とエスワティニを含む各国の関係は、その国の市民に大きな利益をもたらしているとの考えを示しました。
さらに、民主的選挙で選ばれた台湾の歴代総統はいずれも台湾と外交関係を有する国々を訪問してきたと指摘。「頼・総統の前任者も2018年および2023年にエスワティニを訪問していることから、この種の訪問は通常の外交日程であり、政治化されるべきではない」との見解を示しました。
(編集:豊田楓蓮/許芳瑋/本村大資)