頼清徳・総統は、アフリカに位置する国交樹立国エスワティニへの訪問を成功裏に終え、5日午前10時40分、無事に台湾に到着しました。3泊4日にわたる公式訪問に加え、往復の飛行時間が30時間に及んだにもかかわらず、頼・総統に疲労の様子は見られず、車列も予定されていた総統官邸に戻ることなくそのまま総統府へ直行。頼・総統は5日午後も引き続き公務に臨み、イスラエルの訪問団の表敬訪問を受けたということです。
また総統府は、頼・総統がエスワティニを離れる際の見送りセレモニーなどの関連動画を順次公開。動画内では、歓迎式典、両国首脳会談、国宴、そして訪問終了後の見送りセレモニーに至るまで、随所にエスワティニ側の細やかな配慮が見て取れます。
台湾の代表団が現地時間3日夜に同国の国王ムスワティ3世主催の国宴に出席した際、当初予定されていた頼・総統の訪問日程が中国の圧力により延期され、国王ムスワティ3世の58歳の誕生日、即位40周年記念行事、さらにはマンドゥロ(Mandvulo)国際会議ホールの開幕式といった重要な式典に出席できなかったことについて、国王はとても残念に思ったと述べたということです。そのため、頼・総統の到着後、主要な式典や祝賀行事を「改めて一からやり直す」ことにこだわり、台湾からの訪問団を最高の格式で迎える姿勢を示し、エスワティニ側は特別に、軍の栄誉礼による歓迎式典、伝統舞踊による出迎え、歓迎晩餐会および国宴を手配。さらに国王自らが新たに完成したマンドゥロ(Mandvulo)国際会議ホールを案内したと伝えています。
関係者は、こうした家族のように互いを思いやる真摯な交流や、国王が「もう一度やり直す」という形で、頼・総統が主要行事に参加できなかったことを補う手厚い待遇は、世界に対して「真の友好関係は圧力によって揺らぐことはなく、むしろ試練を経て一層強固になる」ことを示したと評価しています。
(編集:豊田楓蓮/本村大資)