頼清德・総統は8日午前、南米の国交樹立国、パラグアイのサンティアゴ・ペニャ(Santiago Peña Palaciosa)大統領を儀仗隊による栄誉礼で迎え、両国の友好関係を重視する姿勢を示しました。
頼・総統は、台湾とパラグアイは国交樹立から70年近くにわたり、さまざまな課題に共に対応してきたほか、各分野で協力関係を深め続けることで、豊かな成果を積み重ねてきたと指摘。そのうえで、今回のペニャ大統領の台湾訪問を通じて、台湾とパラグアイの友好関係がさらに深く緊密になることに期待を示しました。
パラグアイのペニャ大統領は、台湾の政府の招待を受け、代表団を率いて公式訪問。歓迎式典では21発の礼砲が鳴らされ、両国の国歌が演奏された後、頼・総統とペニャ大統領がそれぞれ挨拶を行いました。会場では小雨が降る場面もあったものの、儀仗隊による歓迎式典は滞りなく執り行われました。
頼・総統は挨拶の冒頭で、中華民国台湾の政府と国民を代表し、ペニャ大統領一行の訪問を心から歓迎すると述べました。また、今回がペニャ大統領にとって4回目の台湾訪問であることに触れ、台湾を非常に重視していることを示すものであるだけでなく、両国の友好関係の強固さと深さを象徴していると強調しました。
頼・総統はまた、台湾とパラグアイは、民主主義、自由、人権という価値観を共に堅守するパートナーだと指摘。さらに、両国は国交樹立から70年近くにわたり、互いに助け合いと信頼の精神を大切にしながら、さまざまな課題に共に対応してきたほか、教育、医療、経済・貿易などの分野で協力関係を深め、豊富な成果を積み重ねてきたと述べました。
頼・総統はそして、この機会にパラグアイ政府が長年にわたり国際社会で台湾支持の声を上げ続けてきたことに感謝の意を表し、今回のペニャ大統領の台湾訪問を通じて、台湾とパラグアイの友好関係がさらに深く、緊密なものになることへの期待を示しました。
頼・総統は、「私は特に、ペニャ大統領ならびにパラグアイ政府が、長年にわたり国際舞台で台湾のために声を上げ、台湾の国際社会への参加を力強く支持していることに、感謝したい。私達は今後も両国が国際社会において互いに支え合い、ともに存在感を発揮しながら、双方および世界の繁栄と発展を促進していくことを期待している」と述べています。
ペニャ大統領は続いて挨拶を述べ、台湾の政府による盛大な歓迎と温かいもてなしに感謝の意を表しました。また、この軍礼は単なる外交上の儀礼にとどまらず、台湾とパラグアイの相互尊重を象徴するものだと述べ、両国が揺るぎない姿勢で協力関係を深め続けていこうとする強い意志を示すものだとの認識を示しました。
ペニャ大統領はまた、今回の台湾再訪では、台湾とパラグアイの対話や協力、さらには将来を見据えた発展に向け、新たな契機を切り開きたいとの考えを表明。パラグアイは両国の友好関係を非常に重視していると強調したうえで、民主主義、自由、人権、法の支配といった共通の価値観を基盤に、今後も台湾を支持し続け、双方の戦略的かつ実務的なパートナーシップを推進していく姿勢を改めて表明しました。さらに、台湾とパラグアイの友好関係が末永く続き、これまで築いてきた豊かな協力成果が、今後も両国民に恩恵をもたらすことへの期待を示しました。
(編集:豊田楓蓮/中野理絵/本村大資)