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頼・総統、米ワイオミング州知事と会談 台米協力で民主主義サプライチェーン強化へ

12/05/2026 23:51
編集: 王淑卿
頼清徳・総統は12日午前、総統府でアメリカ・ワイオミング州のマーク・ゴードン州知事率いる訪問団の表敬訪問を受けました。(写真:総統府提供)
頼清徳・総統は12日午前、総統府でアメリカ・ワイオミング州のマーク・ゴードン州知事率いる訪問団の表敬訪問を受けました。(写真:総統府提供)

頼清徳・総統は12日午前、総統府でアメリカ・ワイオミング州のマーク・ゴードン州知事率いる訪問団の表敬訪問を受けました。頼・総統はあいさつの中で、ゴードン知事が去年4月に初めて台湾を訪問した後、再び訪問団を率いて台湾を訪れたことを歓迎し、台湾を重視している姿勢を示すとともに、台湾とワイオミング州のパートナー関係がさらに深化していることを象徴していると述べました。

また、頼・総統は、ゴードン知事が2019年の就任以来、ワイオミング州と台湾の交流を積極的に支援してきたことに感謝を示し、農業や教育などの分野で良好な協力関係が築かれているほか、多くの台湾人学生がワイオミング州に留学しており、人材や文化面でのつながりも深まっていると説明しています。

頼・総統は、近年、台湾とワイオミング州が経済・貿易、エネルギー、科学技術などの分野で新たな協力の可能性を広げていると指摘、今回の訪問に合わせて、ワイオミング大学が台湾の国立中央大学、国家原子能科技研究院、工業技術研究院とそれぞれ科学研究に関する覚書や協力意向書を締結した。先端技術やCCUS=二酸化炭素の回収・利用・貯留分野での協力をさらに深め、ネットゼロへの移行と技術革新をともに推進していくと紹介しました。

頼・総統はさらに、サプライチェーンの再編やAI(人工知能)時代の到来がもたらす課題に直面している中、台湾とワイオミング州が今後も協力を深め、台米関係や世界の発展により多くの貢献をしていくことに期待を示しました。

頼・総統は、「エネルギー安全保障と産業の強靭性は、すでに世界的な重要課題となっている。ワイオミング州は重要鉱物資源や低炭素技術を有しており、台湾が転換を進めるうえで欠かせない重要なパートナーだ。今後も双方の産業上の強みを発揮し、協力を深化させ、より安全で強靭な民主主義サプライチェーンを共に構築していきたい」と述べました。

また、頼・総統は、去年、台湾がアメリカにとって第4位の貿易相手となったことにも触れ、今年は台米間で相互関税協定および投資覚書の交渉・締結が完了し、「パックス・シリカ宣言(Pact Silicon)」にも署名したと説明、今後は二重課税防止協定の締結を通じて、経済・貿易協力をさらに拡大し、双方に利益をもたらしたいとの考えを示しました。

一方、ゴードン州知事はあいさつの中で、今回の訪台で、炭素回収・利用・貯留分野における科学研究覚書を締結したことは、台湾とワイオミング州のパートナー関係が、ネットゼロへの移行や経済発展において重要な役割を果たしていることを示していると述べました。また、関連技術はAI応用に必要な大量のエネルギー供給にもつながるとして、極めて重要な発展分野だと強調しました。

さらにゴードン州知事は、現在の台米関係は、多くのチャンスと課題が共存する非常に重要な局面にあるとしたうえで、ワイオミング州として天然ガスなどのエネルギー供給を通じて台湾の経済発展を支援したい考えを示しました。また、今後の経済協力を通じて、アメリカ国内で関連インフラの整備を進めていきたいと述べました。

(編集:王淑卿/呂学臨/本村大資)

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