台湾北部‧桃園市龍潭区に位置する国軍桃園総合病院の救急重症医療ビルが14日に落成し、運用が開始されました。頼清徳‧総統は運用開始式典を主宰した際、軍医は平時には国軍の健康を支える基盤であり、有事には国軍の戦力を維持するための重要な鍵となる。国軍桃園総合病院の新ビルの運用開始後は「準医学センター」へと格上げされ、さらに医療サービスの質を継続的に向上させ、より多くの人々に貢献し、ともに健康な台湾という目標に向かって前進することを期待していると述べました。
国軍桃園総合病院は、市民から厚い信頼を寄せられている地域病院です。国軍は同病院の救急重症医療の質を高めるため、急性重症医療ビルを新たに建設し、一般急性期病床142床、特殊病床81床を増設。これにより、病院全体の病床数は915床へと拡大し、地域における急性重症医療およびがん治療の医療提供能力が大幅に向上しました。
陸海空三軍の統帥である頼‧総統は14日、挨拶の中で、国防部(防衛省)、軍医局の力強い支援に感謝の意を表しました。また、これにより、国軍桃園総合病院の急性重症医療ビルが予定通り、かつ高い品質で完成することができた。この新ビルの運用開始に伴い、同病院はもはや地域病院ではなく、「準医学センター」へと格上げされたと述べ、「能力が高まれば、当然ながら責任もより大きくなる」と激励しました。
頼‧総統は続いて、三つの大きな期待を示しました。第一に、軍医の機能を引き続き維持することです。頼‧総統は、軍医は平時には国軍の健康を支える基盤であり、有事には国軍の戦力を維持するための最も重要な鍵であると述べました。さらに、「戦傷救護」の役割強化に加え、軍需物資の需給に関わる採血ステーション、輸血ステーション関連の工事も、必ず予定通りかつ高い品質で完成させなければならないと強調。また、軍病院だけでなく、各主要病院が重大事故に直面した際に対応計画を備え、医療サービスの提供能力を継続的に維持することを望むと述べました。
第二に、医療資源および医療サービスの専門技術を絶えず向上させることです。頼‧総統は、国軍桃園総合病院の救急重症医療ビルにはダヴィンチ手術支援ロボットなどの先進的な医療設備が導入されたものの、これらは「準医学センター」としての基本的な設備にすぎない。国防部及び軍医局が国軍病院が全体の設備向上を強力に支援し、医療スタッフの研修参加を奨励し、医療サービス全体の専門技術を継続的に向上させていくことを望むとしました。
頼‧総統は、「国軍桃園総合病院だけではなく、すべての国軍病院が設備や機器を向上させなければならない。医療サービスの専門技術を備えている以上、計画的に向上を図るべきだ。これは国防部所属の病院であり、国家の資源による支援がある。決して自らの可能性に枠をはめてはならず、やるべきことはやり、しかもより一層優れたものにしなければならない」と激励しています。
第三に、「健康台湾(健康な台湾)」という目標に向かって進むことです。頼‧総統は、自身が台湾初の医師出身の総統であり、就任後すぐに「健康な台湾」政策を推進してきた。これは人々が「長く生きるだけでなく、健康に過ごせる」ことを願ってのものだとしました。
頼‧総統はまた、国民の人生における不健康な期間を減らすため、政府が近年、がん検診の拡大、「癌症新薬基金(がん治療の新薬開発のための基金)」の設立、および三高(高血圧、高血糖、高コレステロール)予防・治療を目指す「888計画」を打ち出してきたと説明。さらに、政府が各種政策を推進し、2030年までに「がんの標準化死亡率」を3分の1引き下げ、高血圧など関連の慢性疾患の標準化死亡率も3分の1引き下げ、それによって国民の平均余命を3年延ばすという目標を掲げていると強調。頼‧総統は各界に対し、ともに努力し、「健康な台湾」という目標に向かって進んでいこうと呼びかけ、それは達成可能であると信じていると締めくくりました。
(編集:許芳瑋/王淑卿)