世界保健機関(WHO)の最高意思決定機関である世界保健総会(WHA)が18日からスイスのジュネーブで開催されますが、台湾はいまだに招待状を受け取っておらず、参加は難しい状況となっています。このことについてアメリカ国務省の報道官は13日、メールを通じて背景説明の形で、台湾の国家通信社・中央社の質問に答え、アメリカは台湾の国際組織への有意義な参加を強力に支持していると述べました。さらに、台湾は現在のグローバルな難題に対処するための専門性とリソースを有しており、世界全体がその恩恵を受けることができると指摘しました。
第79回世界保健総会(WHA)は18日から23日までジュネーブで開催される予定ですが、台湾は10年連続で参加できない見通しです。
衛生福利部(日本の厚労省に類似)の石崇良・部長(大臣)は11日、台湾はいまだWHAの正式な招待状は受け取っていないものの、人口の高齢化や新型感染症、薬剤耐性といった世界規模の課題に直面する中、台湾は欠席すべきではなく、より積極的に関与していく必要があると表明。そのため、自ら代表団を率いてジュネーブへ向かい、4つのフォーラムを開催することで、「Taiwan Can Help(台湾は手助けできる)」という重要な役割を具体的に示すとしています。また、外交部(外務省)の林佳龍・部長も代表団に同行してジュネーブを訪問する方向で調整を進めているということです。
(編集:呂学臨/本村大資)