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中華民国憲政史上初、総統弾劾案が否決 総統府:総統は国を率いて着実に前進する

19/05/2026 23:27
編集: 呂 学臨
立法院(国会)で19日、頼清徳・総統に対する弾劾案について、記名投票による採決が行われ、結果は賛成56票、反対50票となり、総統弾劾案は否決されました。(写真:Rti)
立法院(国会)で19日、頼清徳・総統に対する弾劾案について、記名投票による採決が行われ、結果は賛成56票、反対50票となり、総統弾劾案は否決されました。(写真:Rti)

立法院(国会)で19日、頼清徳・総統に対する弾劾案について、記名投票による採決が行われました。これは中華民国の憲政史上初となる総統弾劾案の採決です。野党の立法委員(国会議員)は一斉に賛成票を投じた一方、与党・民進党は一致して反対票を投じました。採決の結果は賛成56票、反対50票となり、可決に必要とされる3分の2以上の賛成の基準に届かず、総統弾劾案は否決されました。

これに対し、総統府の郭雅慧・報道官は本日(19日)、頼・総統は常に公明正大であり、国を率いてしっかりと着実に前進していくと述べました。また、立法委員に対し、今年度の予算案を速やかに審議し、国民にとって真に意義のあることに取り組むよう呼びかけました。郭・報道官は、頼・総統の就任から間もなく2年を迎えるにあたり、かつて提示した「平和のための4つのアクションプラン」は、毅然とした態度を保っているだけでなく、行動も正しい方向へ進んでいると強調しました。

行政院(内閣)の卓栄泰・院長(首相)が「財政収支区分法」の改正案について副署せず、執行もしない方針を表明したことを受け、野党の立法委員は不満を示すため、頼・総統の弾劾手続きを開始しました。立法院は昨年1226日に本会議を開き、採決の結果、最大野党の国民党と第二野党の台湾民衆党の野党議員が多数派の優勢を活かして総統弾劾案を全院委員会での審議に付しました。その後、公聴会や聴聞会、審査会を経て、本日の本会議で記名投票による採決が行われました。

与党・民進党の立法院党団(政治団体)は、一致して反対票を投じ、弾劾案に反対することを決議しました。同党の蔡其昌・総召集人は、「行政院が経済や民生の向上に尽力している中、立法院が政治闘争を続けるべきではない。それこそが国民の期待に沿うものだと考える。我々は今後も野党との対話に努めていくが、本日の頼・総統に対する弾劾案には全く正当性がなく、社会の支持も得られないため、民進党は一致して弾劾反対の決定を下した」と説明しました。

一方、中国国民党と台湾民衆党は、本会議場に入り賛成票を投じ、総統弾劾案を支持することを表明しました。国民党立法院党団の傅崐萁・総召集人は、これは現在の国家施政に対する最も直接的な民権の行使であるとした上で、「これは頼清徳氏のこの2年間の成績表であり、明確な足跡を残すことで、全国民にこの2年間の国家安全保障、経済発展、あらゆる職種や業界、観光業、サービス業、そしてすべての産業の現状を見てもらう。誰もが本当に豊かな暮らしを送り、安心して暮らせているだろうか。本日、私たちは非常に明確な意思表示を行う」と語りました。

(編集:呂学臨/王淑卿/本村大資)

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