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チェコ上院議長:安全は一時の幸福より、強靭性は目先の利益より重要

03/06/2026 21:52
編集: 許 芳瑋
チェコのビストルチル上院議長は6月3日午前、「ハヴェル対話」イベントに出席。挨拶の中で、安全と強靭性は目先の利益より重要だと強調した。(写真:RTI)
チェコのビストルチル上院議長は6月3日午前、「ハヴェル対話」イベントに出席。挨拶の中で、安全と強靭性は目先の利益より重要だと強調した。(写真:RTI)

台湾を訪問しているチェコ上院のミロシュ・ビストルチル(Miloš Vystrčil)議長は6月3日午前、チェコの台湾における出先機関「チェコ経済文化弁事処」所管の「台北チェコセンター(Czech Centre Taipei)」とチェコのシンクタンク「Sinopsis」が主催し、チェコ経済文化弁事処、国立政治大学、チェコのヴァーツラフ・ハヴェル図書館が共催する「ハヴェル対話(The Vaclav Havel Dialogues)」イベントに出席し、「責任:私たちの共通の任務」と題する講演を行いました。

ビストルチル議長は、自身が抱くチェコのヴァーツラフ・ハヴェル(Vaclav Havel)前大統領像について説明し、ハヴェル氏は勇敢な反体制活動家であり、後に多大な影響力と時代を超えた先見性を持つ傑出した指導者になったと述べました。さらに、節目の年である「1996年」、すなわち今からちょうど30年前に起きた3つの出来事が、台湾、チェコ上院、そしてハヴェル氏を結びつけたと指摘した上で、「この3つはいずれも私の心の中で重要かつ深い位置を占めている」と語りました。

ビストルチル議長が挙げた3つの出来事とは、台湾総統直接選挙30周年、チェコ上院設立30周年、そしてハヴェル氏が1996年5月15日に欧州のカール大帝賞(Karlspreis)授賞式で演説を行ったことです。

ビストルチル議長はさらに、強靭性と安全保障は目先の利益や最低価格よりも重要であり、安全は一時の幸福に勝るものであり、強靭性の重要性は目先の利益をも上回ると強調し、「私たちは決して最も重要な一点を忘れてはならない」と述べました。

ビストルチル議長は、互いに対話することを学び、相互の信頼を深めることを望む。それは、国家の利益や対等かつ互恵的な協力、さらには自由と民主主義に基づく協力を擁護し、守り、強化するためのものであると述べ、「我々は共通の任務を担っている。それは名誉をもって責任を果たすことだ」と語りました。

一方、蔡英文・前総統も招待を受けて、同イベントに出席しました。蔡・前総統は挨拶の中で、「真理の追求」、「自由」、「人間の尊厳」などの重要な価値観を社会が持ち続けられるよう努めることを呼びかけました。また、台湾とチェコは価値観を共有し、互いに学び合いながら、両国民のつながりを引き続き強化するとともに、ハヴェル氏が打ち立てた模範が未来の世代にも輝き続けるよう尽力していくと述べました。

(編集:許芳瑋/中野理絵/本村大資)

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