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鉄道弁当フェスティバル開幕、交通部「台湾の鉄道文化を世界へ発信」

05/06/2026 18:42
編集: 豊田 楓蓮
「第11回鉄道弁当フェスティバル」は5日に開幕。開幕式では、交通部の伍勝園・政務次長(中央)立ち会いのもと、台湾鉄路公司の鄭光遠・董事長(中央右)が率いるチームおよび日本台湾交流協会の川合現副会長(中央左)が共に列車の発車ベルを鳴らし、4日間にわたるイベントの幕開けを告げた。(写真:Rti)
「第11回鉄道弁当フェスティバル」は5日に開幕。開幕式では、交通部の伍勝園・政務次長(中央)立ち会いのもと、台湾鉄路公司の鄭光遠・董事長(中央右)が率いるチームおよび日本台湾交流協会の川合現副会長(中央左)が共に列車の発車ベルを鳴らし、4日間にわたるイベントの幕開けを告げた。(写真:Rti)

台湾の在来線・台湾鉄道を運営する台湾鉄路公司(台鉄)が主催する「第11回鉄道弁当節(鉄道弁当フェスティバル=いわゆる駅弁フェア)」が5日、台湾北部・台北市の台北駅1階コンコースで開幕しました。開幕式では、交通部(日本の国交相に類似)の伍勝園・政務次長(副大臣)立ち会いのもと、台湾鉄路公司の鄭光遠・董事長(会長)率いるチームと共に列車の発車ベルを鳴らし、4日間にわたるイベントの幕開けを告げました。伍・政務次長は、「鉄道弁当節(鉄道弁当フェスティバル)」は観光、文化、デザイン、そして国際交流をつなぐ重要な舞台となっており、台湾の鉄道文化を世界に発信する場であると指摘。また、このイベントを通じて世界に台湾の創造力と実力を示せればと期待を示しました。イベントは8日まで行われます。

今回で5回目の「鉄道弁当節(鉄道弁当フェスティバル)」参加となる伍・政務次長は、鉄道は国家発展における重要な動脈であり、鉄道弁当はその動脈の中で最も温かく心のこもった存在だと指摘。かつてはホームで弁当を販売する販売員の売り歩く声や、円形のアルミ製の弁当箱に入った排骨(豚のスペアリブ)弁当が列車内で販売されていた風景が、現在では美食文化と旅の記憶を融合させたイベントへと発展し、鉄道弁当文化が台湾の鉄道文化を世界に発信する重要な役割を果たすようになっていると強調しました。

伍・政務次長は、「『鉄道弁当節(鉄道弁当フェスティバル)』は単なるグルメフェスティバルではなく、観光、文化、デザイン、そして国際交流をつなぐ重要な舞台である。今年は出展している店舗数も過去を上回り、日本をはじめとする海外のブランドも参加することで、台湾の鉄道文化を世界に発信する場となっている。また、世界を通じて、そして弁当を通じて、台湾の創造力と実力を示している。今年の『鉄道弁当節(鉄道弁当フェスティバル)』への来場を心より歓迎する。味覚、視覚、嗅覚を通じて、この“新しい食の時代”における鉄道の旅をぜひ体験してほしい」と述べています。

台湾鉄路公司(台鉄)の鄭光遠・董事長は、同社が転換期の新たな出発点に立っていると述べ、「五大真珠のネックレス」と位置づける台湾鉄道が推進する五大分野に関する戦略構想をもとに、台湾鉄道の将来への発展を描いているとの考えを示しました。戦略構想の中核には「安全」を軸とし、鉄道の本業である輸送事業の安定的な発展を基盤に据えながら、資産開発、台鉄弁当(台湾鉄道弁当)、台鉄夢工場(台湾鉄道の公式グッズ店)、鉄道観光、台鉄ホリデー(台湾鉄道が旅行会社と連携して販売するパッケージツアー)からなる五つの分野を積極的に展開していく方針が含まれています。鄭・董事長はまた、今年の「鉄道弁当節(鉄道弁当フェスティバル)」が掲げるテーマ「弁当で旅する新しい食の時代」は、この“五つの分野”の魅力を最もよく示す舞台だと強調。その上で、「『鉄道弁当節(鉄道弁当フェスティバル)』は、鉄道経済と鉄道観光が相互に補完し合い、新たな価値を共創する具体的な実践である」と述べました。

鄭・董事長はさらに、今年の「鉄道弁当節(鉄道弁当フェスティバル)」について、「継承・イノベーション・サステナビリティ」という3つの側面から各界と連携し、鉄道弁当の価値を改めて感じてもらう取り組みであると指摘。

また、「鉄道弁当節(鉄道弁当フェスティバル)」で販売されている台湾鉄道の鉄道弁当には、台北市に位置する「国家鉄道博物館」を運営する国家鉄道博物館籌備処(準備処)とのコラボレーションにより実現した鉄道の歴史的要素を取り入れた鉄道弁当や、台湾最南端の屏東や中南部・雲林のウナギ養殖業者と連携して高品質な養殖水産物を活用した鉄道弁当のほか、農業部(日本の農水産省に相当)農糧署と協力した台湾の旬の果物や特色ある農産物を使った駅弁があります。さらに今年(2026年)7月3日から8月20日まで南東部・台東で開催される「2026台東博覧会(台東エキスポ)」と連動した生産から加工・消費までの過程全体で環境負荷を抑えたサステナブルな仕組みを取り入れた弁当も展開し、鉄道弁当を地域創生と持続可能な発展を推進する重要な媒体として位置づけたと説明。そのほか、日本から参加した鉄道事業者15社も多様な鉄道関連のクリエイティブ商品を販売し、国境を越えた多彩な交流が展開されていると述べ、多くの人々に台湾の鉄道文化がもたらす“幸福の味”を体験してほしいと呼びかけました。

(編集:豊田楓蓮/中野理絵/本村大資)

「第11屆鐵路便當節」5日攜手參展業者在開幕典禮上大合影。(吳琍君 攝)

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