頼清徳‧総統は8日、総統府で「青年海外和平志工團代表(青年海外平和ボランティア団代表)」の表敬訪問を受けました。頼‧総統はあいさつの中で、まもなく海外へ出発する青年ボランティアたちに対し、「挑戦や逆境に直面したとき、自分でも想像していなかった潜在能力を発見することができる。また、与えることの幸せは、受け取ること以上に大きいという真理を実感できる。そして、さらに深く人の声に耳を傾け、他者を受け入れるという姿勢を学べるだろう」と激励しました。頼‧総統はまた、今回、アフリカに位置する中華民国台湾の国交樹立国、エスワティニへ赴く青年ボランティアたちに対し、祝福の言葉を贈り、「エスワティニはアフリカのスイスとも称される友好的な国交樹立国であり、若者が足を運んでみる価値がある」と強調しました。
頼‧総統は、今年(2026年)の夏休みには、教育部(日本の文科省に類似)による支援を受けたボランティア団とその975人の青年が、アジア、アフリカ、ヨーロッパへ赴き、海外でボランティア活動やデジタル支援サービスに取り組むと説明。そして、青年たちの情熱と善意は、この夏、世界20カ国に広がっていくと述べました。
頼‧総統は、「これから、皆さんは自らの足で世界を測り、自らの手で他者に奉仕し、最も誠実な心で異なる文化をつないでいく。僻地での教育支援であれ、基礎医療やデジタル能力向上の支援であれ、あるいは文化交流の最前線であれ、皆さんは台湾の名を背負い、世界との結びつきを深める最良の体現者である。青年の皆さんが夢を抱き、世界へ羽ばたこうとするとき、政府こそが皆さんの力となり、勇気を持って海外へ進出し夢を追いかけに行けるよう後押しすべきである」と述べました。
頼‧総統はさらに、「青年百億海外圓夢基金計画(青年百億海外夢実現基金計画)」について説明。昨年(2025年)すでに1,400人余りの若者が申請を通じて参加しており、今年はさらに規模を拡大して3,000を超える機会を提供し、50カ国以上の機関や組織、非政府組織(NGO)、企業、あるいは若者自身が学びたいと考える場所へ赴いて視野を広げられるよう支援する。若者が積極的にこの夢実現計画に参加することを歓迎すると語りました。
一方で、頼‧総統は、「青年基本法」がすでに立法作業を終えており、今後は国家制度の面から青年の権益を保障していくことにも説明しました。
(編集:許芳瑋/豊田楓蓮/本村大資)