観光客や鉄道ファンに人気の台湾の在来線・台湾鉄道の支線(ローカル線)、集集線が、当初の予定より前倒しで全線の運転を再開します。台湾鉄道は、工事が順調に進んだことから、6月25日に終点の車埕駅で開通式を行い、夏休み前に中部・彰化県の二水駅から同じ中部・南投県の車埕駅までの全線で運転を再開すると発表しました。
集集線は、彰化県の二水駅を起点に、源泉駅、南投県の濁水駅、龍泉駅、集集駅、水里駅を経て、車埕駅へと至る路線です。交通部観光署によりますと、集集線は台湾鉄道で最も長い支線であり、台湾の観光鉄道の先駆けとして知られています。また、現在も営業を続ける南投県唯一の鉄道路線です。
集集線は2021年8月、台16線沿いの斜面崩落により、並行する鉄道トンネルが大量の土砂に覆われて被害を受けたため、運休となりました。その後、災害復旧とインフラ改善工事が進められ、今年1月には第1段階として集集駅まで運転を再開していました。
台湾鉄道によりますと、全線再開は当初7月を予定していましたが、工事の進捗が前倒しとなったことから、6月25日に車埕駅で開通式を行います。全線運転再開により利用者の利便性向上が期待されるほか、沿線の観光資源と連携することで、観光客の誘致や地域観光の活性化につなげたいということです。
(編集:王淑卿)