台湾中部・台中市の食用油メーカー「中聯油脂(セントラル・ユニオン・オイル、CUOC)」が生産した大豆サラダ油から、発がん性物質のベンゾピレンが基準値を超えて検出された問題で、影響を受ける製品は少なくとも232品目に上ることが分かりました。
衛生福利部(厚生労働省に類似)食品薬物管理署は7日夜、対象製品の第1弾リストを公表。公表された一覧には、台湾の食品メーカー「聯華食品」が受託製造するコンビニ向け商品が多数含まれており、南部・嘉義市の名店「林聰明沙鍋魚頭」や北部・台北市の人気朝食店「阜杭豆漿」とコラボしたおにぎりをはじめ、台湾の食品メーカー「味全」や「広達香」などの調味料や台湾風ふりかけ(香鬆)も問題となった油を使用していました。
また、問題の大豆サラダ油を直接使用していた食品メーカー3社(福寿実業、福懋油脂、泰山)をはじめとした企業に約1,300トンの油が流通していたことが判明。影響を受けた製品は18品目、計30ロットに及び、被害を受けた事業者は360社に上るということです。衛生福利部食品薬物管理署は7日、被害を受けた360社のうち331社の流通先を把握済みで、残る29社については引き続き追跡調査を進めていると発表しました。
同署は公式ウェブサイトに「中聯油脂事案」専用ページを開設し、対応状況の最新情報を毎日更新しています。また、同署は7日夜に、影響を受ける製品リストのうち第1弾として232品目を初めて公表。リストには製品名のほか、賞味期限または保存期限、その他商品識別に必要な情報等が記載されています。
7日午後2時(台湾時間)までに、問題の大豆サラダ油およびその小分け包装製品について、影響を受けた18品目、計30ロットのうち計43.278トンを回収しているということです。