文化部(日本の文部科学省に類似)は13日、中華民国空軍総司令部(空総/現・空軍司令部)の跡地を活用した文化施設「空総台湾当代文化実験場(台湾コンテンポラリー・カルチャー・ラボ、通称C-LAB(シーラボ)/台北市大安区建国南路一段177号)内にある空軍総司令部旧庁舎と旧作戦指揮棟の修復工事がこのほど完了し、C-LABが「空総国家文化基地」へ生まれ変わったと発表。また、「文化空総」のブランドロゴも同日にお披露目されました。
文化部は、8月から「空総国家文化基地」で始まる文化芸術イベント「晴空季2026(SKYWARD2026)」を通じて、来場者が空軍総司令部の跡地に足を運べる機会を提供するとともに、昨年(2025年)日本の大阪で開催された「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」に関連する展示も登場予定だとしています。
世界的な文化イベントとなった「2025年大阪・関西万博」の期間中、文化部は、大阪市内各地で台湾文化発信イベント「We TAIWAN 台湾文化 in 大阪・関西万博」を主催し、多彩な文化・芸術プログラムを通じて台湾を紹介。また、日本でのプロモーションを支援するための民間によるクラウドファンディングも行われ、ネット上では、大阪万博で披露されたプログラムが台湾で見られることを望む声も多く寄せられました。
文化部は13日に発表したニュースリリースで、「晴空季2026(SKYWARD2026)」では「大阪万博プログラムの台湾凱旋」を実施すると明らかにしました。「晴空季2026(SKYWARD)」の総合キュレーターは、台湾における分野横断型のアート・クリエイティブユニット「豪華朗機工」の共同創設者である林昆穎氏が務めるとしています。林氏は「同イベントは『文化空総』の本格始動後に展開される、文化をつなぐ重要な取り組みとなる。テーマは『我們在飛翔中相遇(日本語訳:私たちは飛翔の中で出会う)』で、イベントは4か月にわたって開催される。会期中は、台湾アニメの上映会やドームシアター(DOME)、ランドアート、舞台芸術、マーケットなど、多彩な文化体験を楽しめるほか、台湾最大級のデザイン見本市である『台湾クリエイティブエキスポ』や台湾最大級のファッションイベント『台北ファッション・ウィーク』などの国際的な展覧会や特別展も開催される予定だ。こうした催しを通じて、国家レベルの文化資源が集結する『文化空総』の本格始動を、人々に広く体感してもらえれば」と述べています。
「晴空季2026(SKYWARD)」は、8月1日から11月15日まで「空総国家文化基地」で開催されます。同イベントの公式ウェブサイト(https://skyward.com.tw/)も13日から公開されています。