南米にある台湾の国交樹立国・パラグアイのサンティアゴ・ペニャ(Santiago Pena)大統領は今月8日、同国産の鶏肉として初めてとなる150トン分が台湾向けに出荷されたことを明らかにし、「歴史的な瞬間だ」と歓迎しました。
ペニャ大統領は今年5月7日から10日にかけて、台湾を公式訪問した際、頼清徳・総統と会談しました。その席で頼・総統は、パラグアイ産鶏肉の輸入を正式に解禁し、両国の経済・貿易協力をさらに深めていく方針を発表していました。
外交部(外務省)ラテンアメリカ及びカリブ海司(局)の韓志正・司長(局長)は14日の定例記者会見で、パラグアイは畜産が盛んな国で、これまで牛肉や豚肉はすでに台湾市場で高い評価を得ており、養鶏業界も鶏肉の輸出開始に大きな期待を寄せていると説明しました。
また韓・司長は、先週、ペニャ大統領自ら台湾向け第1便となる鶏肉のコンテナに封印を施したことを明らかにし、パラグアイ産鶏肉は近く台湾市場に並ぶ見通しだと述べました。
ペニャ大統領は8日、自身のインスタグラムに「台湾向け第1便となる150トンの鶏肉の出荷を見届けた。これは歴史的な瞬間であり、両国の強固な友好関係を示すとともに、先の台湾訪問で市場開放が実現した成果でもある」と投稿しました。
投稿には、封印された輸送用コンテナを前にしたペニャ大統領の写真も添えられています。
(編集:王淑卿/呂学臨/本村大資)