日本の衆議院議員で前法務大臣の鈴木馨祐氏が8月3日、台湾を訪問しました。外交部(外務省)によりますと、鈴木氏は台湾滞在中、「凱達格蘭論壇/ケタガラン・フォーラム:2026インド太平洋安全保障対話」(Ketagalan Forum: 2026 Indo-Pacific Security Dialogue)への出席を予定しているほか、頼清徳・総統および蕭美琴・副総統を表敬訪問し、台湾と日本が共に関心を寄せる議題について、台湾各界の要人と意見交換を行う予定です。
外交部は、台湾と日本は民主主義、自由、人権、法の支配といった基本的価値を共有し、ともに第一列島線における重要なパートナーであると強調。また、両国はインド太平洋地域の安全保障上の課題や、複雑化する世界情勢に共同で対応している。今回の鈴木氏の訪台は、より緊密で強靭な台日友好関係の構築に繋がり、台湾海峡およびインド太平洋地域の平和、安定、繁栄をさらに守ることに寄与すると説明しました。
外交部はまた、鈴木氏は日本の外交政策や地域の安全保障政策に精通し、台湾海峡の平和と安定にも高い関心を寄せている。鈴木氏はこれまで、法務大臣、外務副大臣、財務副大臣、自民党青年局長などの要職を歴任し、これまでに何度も台湾を訪問するなど、台日関係の深化に積極的に取り組んできたとしています。また、法務大臣在任中には法務省の省令改正に踏み切り、その結果、数万人いるとされる日本在住の台湾人が2025年5月から日本の戸籍の「国籍・地域」欄に「台湾」と記載できるようにする制度変更を実現しました。これにより、日本在住の台湾出身者の権益がさらに保障されることになりました。外交部はこうした貢献から、鈴木氏は台湾にとって重要な国際的友人であると評価しています。
(編集:豊田楓蓮/許芳瑋/本村大資)