頼清徳・総統は4日午前、日本の与党、自由民主党青年局海外研修団の表敬訪問を受けました。自民党青年局海外研修団は、同党青年局局長の平沼正二郎衆議院議員が9名の国会議員を含むメンバーを率いて台湾を訪れました。頼清徳・総統は、総統府で一行と面会し、双方は台湾と日本の関係、地域情勢、産業の提携などの議題について意見交換を行いました。
頼・総統は挨拶の中で、7月28日、日本の熊本県内で発生したマグニチュード7.1の地震「令和8年熊本地震」について国民を代表し、心からお見舞いの意を表したいと述べました。頼・総統は、一昨年、東部の花蓮で地震が発生した際、自民党青年局は募金活動を発起してくれたと感謝、いかなるニーズに対しても台湾の準備は出来ており、いつでも協力が可能だと述べ、これこそが、台湾と日本の友好関係の真の姿であると強調しました。
頼・総統は、研修団の団長の平沼正二郎衆議院議員に感謝、台湾との密接な交流に加えて、今年4月、中華民国のアフリカにおける国交樹立国、エスワティニ訪問が中国から妨害を受けた際、平沼議員は真っ先に台湾へ声援を送ってくれた、と述べました。頼・総統はそして、日本政府が、国際社会の重要な場において、幾度も台湾海峡の平和の重要性を重ねて強調してくれていることに謝意を示し、これは日本の地域の平和、安定に対する堅い決意を示している、と述べました。
頼・総統はその上で、「台湾、日本が直面している最大の脅威は台風でも、地震でも、伝染病でもなく、中国による周辺地域国家へのグレーゾーンによる嫌がらせや海上での威嚇行為である」と指摘、その上で、団結なくして自由はない、実力なくして平和はないと指摘、「先月、中国はさらに越境鎮圧に関わる法律を施行した。これは政治的な管轄権と恐怖による統治を台湾、日本をはじめ世界各地の民主主義国家に広げようという意図がある。よって、台湾と日本は団結するのみ、民主主義、自由、平和そして繁栄を守ることができる」と訴えました。
平沼氏はこれに対し、目下、国際情勢は緊張感を高め、また複雑な状況となっていると指摘、台湾と日本はいずれも第1列島線の重要な場所に位置し、同様の脅威に直面している。よって台湾、日本は肩を並べ、手を取り合い協力してこそ、地域の平和、安定が確保できる、と述べました。
(編集:駒田英/呂学臨/本村大資)