台湾の国家通信社、中央通信社が11日に報じたところによりますと、アメリカ連邦議会下院の台湾に友好的な議員連盟「台湾連線(Congressional Taiwan Caucus、台湾コーカス)」の共同議長4氏が10日、バルト三国の一つであるリトアニアの指導部に書簡を送り、台湾との関係を維持するよう促すとともに、中国からの圧力の下で、民主主義国家は共通の価値観を共有するパートナーを支援するために団結すべきだと強調したということです。
アメリカ連邦議会下院「台湾連線(Congressional Taiwan Caucus、台湾コーカス)」の共同議長を務めるマリオ・ディアス・バラルト(Mario Diaz-Balart)議員はニュースリリースで、同じく共同議長のアミ・ベラ(Ami Bera)議員、グレッグ・スタントン(Greg Stanton)議員、アンディ・バー(Andy Barr)議員と連名で、10日にリトアニアのミンダウガス・シンケビチュウス(Mindaugas Sinkevicius)首相やギターナス・ナウセーダ(Gitanas Nauseda)大統領、ユオザス・オレカス(Juozas Olekas)国会議長らに書簡を送ったことを発表。
共同で署名した議員らは書簡で、リトアニアは共産主義政権を打倒して以来、ヨーロッパ、西半球およびインド太平洋地域においてアメリカとともに自由と民主主義を守り、中国からの嫌がらせや威圧に直面している、自由で民主的な台湾を支援してきたと指摘しています。
近年、リトアニアは対中政策を見直す動きを見せています。2021年には台湾がリトアニアに代表処を「台湾」名義で設置することをリトアニアが許可した後、中国が反発。その際リトアニアは、貿易や外交面で圧力をかけながら、同国にある中国大使館を臨時代理大使館に一方的に格下げするなどの措置を行っています。
(編集:本村大資/豊田楓蓮)